東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『静かな学校の記憶』

■会社の近くにある小学校の前を歩いていて、あれっと思った。誰もいない。校庭にも教室にも。考えてみれば春休みの最中。そうなのかと思うものの、いつもは子どもの声がわーわーと賑やかな校庭や教室に誰もいない(当然、教師の方々は来ているのだろうけれど…

『谷中の頃』

■ 28日(土)。抜けた銀歯をなんとかしてもらおうと歯医者へ。引っ越したけど、結局以前通っていた歯医者に予約してしまったので、自転車でそこへ。久しぶりに自転車に乗る。ひとまず仮の歯をいれてもらう。帰宅途中、歯医者さんから電話。保険証を忘れてき…

『歯抜けな話』

■昼食で、米を口の中にかきこんでいたら妙に硬いものを噛む感触あり。それを吐き出してみると銀歯だった。ずっと前に治療した歯から取れた。その治療のことをまったく覚えていないのだけど、どうやら酷い虫歯だったらしく、神経を抜き、歯の9割りくらいを削…

『朝に着くバス』

■仕事で早起きする必要があり、朝7時頃に池袋を駅に向かって歩いていた。その途次、大きなバスから降りる集団を目撃。それは伊勢のあたりから池袋にやって来た夜行バスだった。家族連れから、おそらく学生と思われる団体まで色々な人が降りてくる。春休みを…

『配られるコピー』

■路上で配っているティッシュやらビラやらは基本的に受け取らないのだけど、見事な程に身体の真ん前に差し出され、自然と手を伸ばして受け取ってしまったものもいくつかある。最近は受け取ってしまったフィットネスジムのティッシュなのだけど、そこに書かれ…

『夕方と食欲』

■先日の急性腸炎か、もしくは腸に関わる風邪をアレして以来、昼食を摂るタイミングをなんとなく見失っている。夕方くらいまで腹が減らない。で、夕方くらいになってなんとなく食べようかなと思うのだけど、どうせ間もなく夕食だしなと思うので、そんなに食べ…

『京都へ電話』

■マレビトの会を観た時のパンフレットに入っていたチラシの束の中に、太田省吾さんの作品のDVD-BOXに関するものがあり、これは欲しいとさっそく窓口である京都造形芸術大学の舞台芸術研究センターに問い合わせ。手続きをしてくれた方の口調にたまに京都の言…

『声紋都市−父への手紙』

■木曜の仕事帰りに池袋のジュンク堂でケラリーノ・サンドロヴィッチさんの『労働者K』を購入。喫茶店でそれを読む。喫茶店から帰ってからもそのまま読み続け、読んだまま、なんとなくうとうととしてしまって朝を迎えてしまったので3連休の始まりはひとまず…

『Smiley Smile』

■ブログの設定を変更し、コメント欄を無くした。1月8日の日記に、規則正しく届くエロコメントがいよいよ面倒臭くなったので。例えば、その部分だけうまく拒否する設定とか、いっそ1月8日の日記を削除するとか方法はいろいろあるのかもしれないのだけれど…

『久しぶりに点滴をうつ』

■ 金曜の朝、起きたらどうも調子が悪い。風邪かなと思ったけど、いつもの関節からくる嫌な感じは、ない。それで会社に向かい電車に乗ったら、突如として猛烈な吐き気に襲われて、四ツ谷駅でリバース。あとは不調一直線。さすがに参って、病院に行くと、生も…

『物語について』

■観劇したPortBの芝居『雲。家。』の中で、一つの象徴として池袋のサンシャイン60が映像の中に登場するシーンがある。カメラの一番手前にはカメラを置いた場所、おそらくそれはどこかのビルの屋上の様な場所でそこのフェンスがあり、それからJR池袋駅のホ…

『ハンガー/館山/PortB』

■頭のおでこの付近でハンガーを嵌めるとなぜか首が回る、ということをテレビで紹介されているのを見、ほんとかよと実践したところ、本当に首が動き、えらいこっちゃでぇと興奮し、その興奮を会社で話したところ、そのことは全員知っていた。みんな、子どもの…

『インプット3月』

■ 絶版と宣告された青山真治さんの『Helpless』をブックファースト新宿店に問い合わせたところ、「渋谷店にありました」とうれしい報告。新宿店に取り寄せが出来るとのことで、ならばとお願いしたところ「では、2〜3日で入荷しますのでお待ちください」とさ…

『helpless絶版』

■青山真治監督の『helpless』を観る。映画の中心となる3人(健次、安男、ユリ)はそれぞれ自分にとって『父』となる存在を失う。『死』という絶対の喪失。自分を支えてきた一つの支柱の突然の崩壊。その事実をどのように受け止めることが出来るのか。 自ら…

『下鴨車窓』

■28日(土)。駒場のアゴラ劇場で下鴨車窓という劇団の『書庫』という芝居を観劇。どうやら戦争が行なわれているらしい国の図書館の、地下奥深くにある書庫を舞台にした話。チラシを読んで勝手に想像していたイメージよりも、ずっと物語が存在する作品だっ…