東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『愚行録に挑戦』

10日(水)。早朝から仕事。普段は行かない商店街のある駅へ。小学校の通学時間。子供たちは元気に通っている。この日は少し雲間から陽射しがでてくるほど、蒸し暑かった。夜、ふたたび外苑前へ。相変わらず神宮球場は賑やか。日本人の野球へ向けるパワー、すごいな。

 

11日(木)。仕事で錦糸町へ。で、夜、家に帰り筋トレをしようとするもなんだか疲れてぼんやりとする。なぜかそういう時に限って重めの映画をチョイスしてしまい、石川慶監督『愚行録』を再生させる。面白いけど、40分ほどで寝落ち。冒頭のバスのシーン、シートに座る妻夫木さんに対して「おばあちゃんに席を譲りなさいよ」と苦言を呈する男性がいるが、『検察側の罪人』の焦点となったあのおっさんじゃないだろうか。

 

12日(金)。仕事。車を持ち帰る日で、車で帰宅。娘の学校で蛍が見れるらしいのだけど、20時半で閉門してしまい、ギリギリ間に合わなかった。金曜の夜は渋滞もあり、車移動は微妙。蛍が見れず残念。その後、家族でラーメン屋へ。ラーメンを食べ終わると、店の前で娘の友達と鉢合わせる。それまで眠そうな顔をしていた娘が意気揚々とするから不思議だ。普段は、雑司ヶ谷霊園は怖くて夜は通らないけど、僕も嫁もいたので、この日は雑司ヶ谷霊園を通り抜けていく。街灯がポツポツあるから辛うじて明るいけど、やっぱり夜の霊園は怖い。でも、この怖さは体験してみた方が良いと思う。いや、霊的な意味ではなくて、夜は怖いということを認識するために。それとは別に、雨上がりの草と土の匂いは気持ち良い。家に帰ると、くたくたになる。どうも最近、疲れがたまっているのか、筋トレをしようとするとだるい。微妙に蒸し暑いのも影響しているのか。

 

13日(土)早朝から久しぶりに運転。仕事ながら。3連休ということで道路が混雑している。そういうものだろう。で、やっぱり運転は楽しい。ドライブというか遠出をしたいと思いつつ、なかなか。日中は少し晴れ間も見えたものの、夜、小雨が降ってくる。久しぶりの大学の先輩から「夢に出てきた」と連絡が来る。人様の夢に現れて畏れ多いですと、返事をすると「もっとがんばれ」と叱咤される。その通りだなぁと思いつつ。

 

石川慶監督 映画『愚行録』

 

再び観る。次こそは寝ないぞという想いもこめて。映像が良かった。職場の人から薦められて小説を先に読んでいた。その小説も己の欲望をむき出しにせねば生きていけない人たちの姿が描かれて息苦しい印象だったけど、映画もその雰囲気がでていた。途中、主人公の妻夫木さんが女性を手にかけるシーンがあるが、それがロングショットのワンカットで撮影されており、その場面がなんだか良かった。いや、まぁ人を殺めているのだけど。で、夜になるとさらに雨が強まる。梅雨は終わらない。

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