東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『赤坂から歩く/娘の読書』

水曜。良い天気。寒さもほどほど。仕事で赤坂付近へ。こういう日に外を歩くのは気持ちが良い。

で、仕事の流れで青山通りまで出る。赤坂から青山通りへは結構な坂道になっている。赤坂の『坂』とはそういうことなのだろうと思いつつ、坂の上にある青山、あ、書いていて思ったけど、この青山の『山』というのはつまり『山』ということなのか、とすると、青山あたりが日当たりも良く、いろいろと賑やかであることはわかるけれど、坂の下に位置する赤坂もまたいろいろと飲み屋などもあるけれど、どこかおそらくすみわけがあるのだろう。そんなことをぼんやり思いつつ、開けた青山通りを歩くと、通りの両側共になんともいえずに華やかな感じがする。で、表参道付近まで用事があり歩いたあと、そのまま渋谷の神泉付近にも行く用事があり、これ、歩いて行けるなぁと思い、そのまま青山通りを歩く。どんどんと日が暮れていく。宮益坂を下るとさらに一気に人が増える。「平日なのに混んでるよね」という話し声が聞こえたけれど、それはつまり渋谷は観光地というイメージなのだろうか。確かに渋谷はビジネスの街ととらえるのか、買い物などを楽しむ娯楽の街ととらえるのか、なんとも言えないが、一般的には観光というか何かに触れたくて赴く街なのだろう。僕はいろいろ疎いので、もっぱら映画を観に行くくらいしかないけれど。道玄坂を上って神泉の路地へ入っていくとさすがに人の数は減っていくが、興味深い感じのお店がいろいろ並んでいる。あれですね、そういう裏道というか、メインストリートとは違う場所の方がやっぱり面白い。

 

で、気が付けば、赤坂から代官山の方まで歩いたことになっていた。仕事の電話をしたり、いろいろなところに立ち寄っていたので、そこまで歩いた気にもならないし、わりとスムーズに歩けてしまった感じ。最近、歩くのが楽しい。

そういえば、最近、娘が僕の本棚に置いてある漫画を読んでいるのだという。『銀の匙』とかそのあたりは、まぁありだろうけれど、三好銀さんとかいましろたかしさんの漫画までいくと果たして面白いのだろうかと疑問だ。で、どうも、僕の漫画は女性のおっぱいがたくさんでてくるらしい。「おっぱい漫画が多いので、おとーはおっぱいが好きなのだろう」と娘が言っているらしいが、そうなってくるとそんな漫画を読ませてしまっていいのだろうか、と心配になる。僕の本棚やDVD置き場にあるものはそういう意味で言うと20代になってから手に取ってもらいたいが、隠すのも面倒だし、困った次第だ。まぁ、良いかなぁとも思いつつ。