東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『西伊豆へでかける』

6日(金)。仕事を休み、家族でレンタカーを借りて出かける。東名は序盤、そこそこ混んでいたけど、伊豆付近に近づいたころは混雑も無くなり快適な感じに。富士山もきれいに見えた。それから伊豆縦貫道路なる道を進む。これまで、レンタカーを借りると家にあるCDを無数に持ち込んで音楽を流したけれども、Spotifyがある今となっては、Bluetoothで飛ばして音楽を聴き放題。極めてシンプル。レンタカーライフも変わる。Spotify、おそるべし。そのうえ、この日はだいぶ暖かく、陽射しも強い。車内はむしろ暑いくらいだった。

西伊豆の方にでると、海が見えて、気持ち良い。普段、なかなか海を見る機会がないので、こういう時は運転も楽しい。そして、伊豆あたりは、気候がいいのか、桜がいろんなところに咲いている。暖かい土地なんだなぁと思う。それで、4時間ほど運転して久しぶりの松崎町へ。以前、泊りにいったこともあり、勝手に縁を感じている。

海沿いから少し町の中に入った道の駅で一息。その園内に桜が咲いている木があり、娘がその木を携帯のカメラで撮影しまくる。連写モードが楽しいらしく、何枚も連写をする。それから近くの川べりで石投げなどをして遊ぶ。のどかだ。つくづく。そして、昼食。蕎麦やどんぶりなどを食べる。それとところてん。以前に、松崎町の港付近の食堂で食べたところてんが本当に美味しく、それを食べたいということに。ただ、道の駅で食べたところてんはその美味しいところてんほどでなかったので、物足りず。で、食事をした後、道の駅の中の温泉に入り、それから、ところてんを入手したく、以前にいった港付近へ。西伊豆の海は波も立たず、いわゆる凪というか、穏やか。釣りをしている人もいるが、人もまばらで、静かでのんびりとした時間が過ぎる。どこからか、猫がやってきた。飼い猫だろうが、家をでて散歩している様子。人懐っこく、娘が近づいても逃げない。逃げないどころか足元に来てくれる。美味しい魚をもらったりしているのかもしれない。

それから、日が暮れる海沿いで夕日を眺める。少しずつ肌寒くなってくるけれど、空も広く気持ち良い。キャンピングカーの家族連れが魚を釣っている。この日はここに宿泊するような感じ。釣った魚は今夜の夕食なのだろうか。そんなことを思いつつ、ぼんやりしていると陽は水平線の向こうに消えていき、月が明るく輝き始めてきた。帰りは、かなりくねくねしている山道を走り、いわゆる天城越えと呼ばれるあたりに出て、夕ご飯を食べて帰宅。

なんやかんやで一日がかり。とはいえ、久しぶりにゆっくりとできて楽しかった。