東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『自粛が明けたけれど』

月曜。何も考えずに朝、電車に乗ろうとしたら思いのほか、人がいるような気がした。とはいえ、満員ではないのだけど。

少し曇ってはいた気がするけれど、なんだか頭痛がするのは気圧の影響か。夕方、自粛が解除の報道。まぁ、それ自体はなんというか雰囲気もあるのだろうなぁという気がする。解除したとはいえ、コロナが無くなるわけではなく、よく言われるアフターコロナというやつは、もはやそれ以前とは違うのだろうけれども。

家に帰り、筋トレなどをする。汗をかくと気持ちが良い。家に戻ると、志村貴子さんの漫画『淡島百景』の上に、ネコが寝ていた。まったく無礼な猫だ。夜は家で映画『マインドゲーム』を観る。やはり面白い。

火曜。曇り空、少しばかり蒸しっとする。電車に乗ると、昨日よりも少し混んでいる気がする。とはいえ、月曜同様以前に比べるとそこまでではない。明治神宮前原宿で降りる。まだ少し早かったので、明治神宮にふらふらと出かけてみる。人はまばら。森のような参道は、木々の匂いが気持ちいい。本宮前に来ると、途端に視界が開けて、はーっと思う。大きな楠木が良い感じ。それから用のある場所へ行き、それから仕事。黙々と。で、気が付いて、窓の外を眺めると雨。天気予報で雨と言っていた気がするものの、降らないだろうと根拠のない思い込みでしくじる。夜、移動して、喫茶店で仕事。そこでも黙々と。

で、一息いれるため、喫茶店の中にある本を眺める。植田正治さんの写真集『僕のアルバム』があり、それを読む。お見合い結婚した奥様を中心に、家族の写真などで構成された写真集。とても素晴らしい写真集だった。植田正治さんの人柄もわかり、改めて、考え方も含めて、この人の写真が好きなのだなあと実感。

帰宅する時には雨が止んでいた。もう、なんだか梅雨が近づいている感。