東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『雨が続く日々』

なんとなく映画『12人の優しい日本人』を見直して、1991年の作品と聞いて、平成の作品だったか、と少し驚いた。もう少し、昔の、昭和の作品かと思っていた。改めて観ると、電子手帳、ポケットベルなどが使われている。あったなぁ。そして当たり前のようにある固定電話。意外と煙草もアイテムとして多用されているが、今、現代に置き換えると、会議という場で煙草を吸うなんて許されないだろうと思う。ある意味で、現代になるにつれ、確実に社会全体が不寛容になっているのだと思う。それはどこからなのか。多分、自己責任という言葉がでてきたあたりではないかなと個人的には思う。調べると2004年。9・11から数年後。作品自体について、今さらどうこう言うことはなく、会議室のみ会話劇で2時間、改めて観ても面白い。先日、リモートでこの舞台版の朗読配信があったのを見忘れたことが悔やまれる。

知り合いからスマートフォンのアプリにPhotoshopがあることを教えてもらう。本当かよ、と調べてみると、『PsX』というアプリがあった。加工に関して、他の写真加工アプリと同様、選択ひとつで写真のルックを変えれるし、他にも色調など、細かく調整ができる様子。便利だなぁ。本当にスマートフォンひとつでなんでも完結してしまう。良いことばかりではないだろうけれども、便利は間違いなく便利。以前に撮った写真などちょいちょいアプリを使っていじってみる。楽しいなぁ。

天気がはっきりしない。九州の深刻な大雨に比べれば、降ったりやんだりくらいでぶつぶつ言っている場合ではないのだけれども、天気予報も刻々と変わり、傘を持って出るべきかどうなのかわからず、最後は雨雲レーダーをみて、なんとか予想をたてるしかない。七夕の夜、終電になって、地元の駅でふらふらと歩いて帰っていると、月が雲間からのぞいてきた。風が強いのですぐに雲に隠れたりするが、気持ちが良いくらい綺麗な月。散歩するには心地いい気温。

家に帰り、テレビをつけてぼーっとしていたらあっという間に眠ってしまった。窓から入ってくる風が冷たくて、寒さで目覚めた。ダメの典型みたいな感じだ。

そういえば、最近、小説や本を全然読めていない。