東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『土曜の夜がずっと続けばいいのに』

金曜。朝起きると、少し首が痛い。あまり理由がわからないのだけど、首が凝っているような感じ。普段、ストレッチで首をぐるぐる回しているのだけど、回しすぎてしまったのか。朝、少し余裕があったので二度寝してしまったら、ちょっと寝すぎて、朝、やろうとしたことができなかった。

 

昼から仕事。慌ただしくいろいろ。

 

個人の抱える痛みや辛さは計り知れない。こちらが気にかけたとしても、最終的には本人次第。自分の仕事は、自分一人の判断だけでは進まないことが多く、そのままならなさにいろいろと悩む。

 

日本総合悲劇教会『ドライブイン・カリフォルニア』録画したやつを観る。『蘇州夜曲』『we ‘ll meet again』『戦場のメリークリスマス』など使用する音楽がいちいち素敵。120年に1度咲く竹の花が咲いたタイミングを登場人物が自己都合で解釈したり、わずかな関わりの知り合いの死に涙を流そうと必死になる人物が、それでも泣けないから目薬を使おうとしたりする。それでも、「そう想う」ことそのものを肯定し、どんなに無駄に思えることも、必ず今や先の何かにつながっていると肯定しようとする作品は、悲劇を題材にしているのかもしれないけれど、むしろかなり前向きなメッセージに溢れている。

 

土曜。早めに起きて朝食を食べる。と、娘もわりと普段通りに起きてくる。聞くと土曜学級があるらしい。本当は保護者参観できる授業だったらしいのだけど、コロナで参観はできず、授業だけが残るという子供には一切得が無さそうな土曜学級。娘を見送り、僕も早々に仕事へ。

 

日中は晴れていたらしいが、ずっと室内で仕事をしており、気が付けば日が暮れて、日中の暖かさを堪能せずに夜を迎える。ニュースを見ると、東京のコロナ感染者が過去最多となったという。

 

車で都内を走ると、風が強めに吹いているようで、色づいた木々から葉っぱを落としていて、道路が葉っぱでいっぱいになっている。青森の方で強い地震があったのだという。仕事終わり、23時過ぎ。電車に乗っても人は少ない。土曜の夜とは思えない。そういうものか。警戒することは悪いことではない。

 

Twitterを眺めていると、タイムラインに

 

『土曜の夜がずっと続けばいいのに』

 

というつぶやきを見付ける。素敵な言葉だと思う。