東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『いくつになっても』

目が覚めると、7時30分過ぎ。階下から娘と嫁の話声が聞こえるも、起きる気力がわかず、布団の中でうだうだとしてしまい、8時が過ぎる。寝坊というよりは、起きていたわけで、何と呼べばいいのか、起坊とでもいうのか。

燃えるゴミを捨てて、仕事へ行く準備をして出かける。電車が少し遅延して、久しぶりに驚くほどの満員電車だった。これほど混んだ電車に乗るのはいつ以来だろう。ようやく日常に戻ったと思った矢先、海外からまた、コロナの新種が来ているらしいので、辟易する。

仕事で少し立ち寄り。新宿から初台方面へ歩く。駅にすると二駅分くらいだけど、歩いてもそれほどの距離ではない。自分よりも手前をすごい速さで歩く人がいて、追いつけなかった。単純に僕が年取ったのだろうか。

仕事先で、仕事の話をした流れで、身内の介護話になる。80歳を超す母親が地方で一人暮らしをしており、その母親を、サービス付き高齢者向け住宅にいれたのだという。「サ高住というらしいですよ」と教えてもらう。いろいろあるのだなぁと思う。地方に住む母親を東京に呼び、一緒に暮らすという選択肢もあったがそうしなかったのは、結局、自分が働きにでかけてしまうと、日中は1人で、もちろん、朝晩は一緒に過ごすことはできても、日中に何かあった場合、結局、どうしようもないだろうということになったらしい。ある意味では達観しているくらいの方が、子供は安心するだろうが、こればかりは正解が一つというものではない。

そういえば、母親から連絡を欲しいとメッセージが来ていたので、電話をかけたがつながらなかった。兄に確認すると、どうも現在入院している病院で、個室に移るのだという。それでお金のことで心配になったようで、子供に連絡をしたらしい。

「いくつになっても息子は子供なんですよね、親からすると」と、仕事先の方も話していた。そういうものなのだろう。

話し変り、ついに、ネットフリックスが気になり始めた。ああいう配信系は、一度手を出すと、ずっと観てしまいそうで、キリがなくなってしまうので避けていた。が、「地獄が呼んでいる」が気になって仕方がない。調べると、ひと月、最安で990円だという。うーん、気になる。悩ましい。

帰宅して、筋トレ。そして、ストレッチ。夜半、水道をひねるが水が流れない。あれ?と思って風呂やトイレも流すが流れない。どうしたことかと思ったが、しばらくすると何事もなく流れた。