東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『東京四次元紀行』

引き続き、朝から暑い。少しだけ余裕があったので掃除機などをかけてからゴミ出し。

いくつか仕事を片付けて、すこしだけ一息。公園の木陰のベンチに腰を下ろして、先日、購入していた小田嶋隆さんの小説『東京四次元紀行』を読む。面白い。東京23区のそれぞれをタイトルにした連作短編。登場人物が数珠繋がりだったり、単独の物語だったり、いずれにしても、それぞれ一つずつの短編として読み応えあり。

今日も今日とて、どえらい暑さだったけれど、木陰に入っていると風が心地よく、エアコンが無くても気持ち良い。読みながら少しうとうとする。それもまた良い。

と、ふと、アブラゼミの鳴き声が聞こえた。一匹だけ。少し鳴いたら、ぴたっと泣き止んだ。気のせいだったろうか。いや、確かに聴こえた。そういえば、関東地方も梅雨があけたのだとか。

夜、少し車の仕事。思いのほか、遅くなる。買い物をして帰るつもりだったけど、その気力なし。繁華街を通ると、酔っぱらって陽気になっている人たちがマスクもつけず楽しそうに歩いている。そういう部分だけ切り取るとコロナよりも前の頃みたい。そして、夜も驚くほど蒸し暑い。

知り合いが熱中症っぽかったのだけど、酒を飲んだら元気になったという。そんなことがあるのか。

帰宅して、さすが疲れてすぐに就寝。エアコンはつけたくないので、扇風機をまわして寝る。