東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『ラブレター』

朝、やや蒸し暑い。歯を磨いていたら、先日の歯医者で治療して仮の詰め物が取れた。少ししみる。次の治療までまだ期間があるのに。

掃除機をかけてから職場へ。電車が少し空いていたのはお盆近いからか。しかし、いろいろなものの締め切りは待ってくれないばかりか、いろいろな急ぎの発注なども続々。お仕事万歳。

天気予報で週末、台風が上陸するというが、大丈夫か。仕事関連の精算で領収証の整理をしていたら、時々行く渋谷の豚汁の店のサービス券が出てきた。それを見ていたら豚汁が食べたくなったので、仕事後、それを使いに豚汁の店へ。サービス券を使って豚汁を食べる。美味しい。会計をしたところ、お釣りと共にまたサービス券を渡される。プラマイゼロ。また、どこかで来よう。

その後、渋谷のカフェで幡野広志さんの書籍『ラブレター』を読む。書籍の中でも、写真を撮るということは、被写体とカメラマンの関係性が写しだされるとおっしゃっていて、写真にも感じられる暖かさが、文章からも伝わってくる。こういうのはタイミングで、先日、映画『カモンカモン』を観て、そのすぐ後に、幡野さんの写真展に行ったこと。どちらにも通じる、見返りを求めない贈与の愛とも呼べるような行為の、愛おしさ。そんなことを思いつつ読書。しかしカフェの空調が寒すぎて途中でリタイヤ。

帰路。空を見上げるとほぼ満月の月。二日前はまだ結構、半月に近かったような気がするけれど。家に帰り、家の周りに打ち水アスファルトの熱を取れば、多少、熱帯夜を防げる説。偶然か、風も吹いてきて、心地の良い夜。

昨日、逃げ出した猫はまだ今日も帰ってこない。