東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『あまり経験したことが無いことが続いて』

ここ数日、変な天気で、妙に生暖かい気温になったかと思ったら、雨が降り出したり、それがすぐに止んで一気に晴れたりする。暖かい時は上着を着ていると少し暑いくらい。街を歩いていると半袖の人がちらほらいて、さすがにそれはどうなんだろうとは思うけれど、まぁ、でも半袖でもなんとかなるんじゃないかと思うくらいの暖かさではある。

紅葉も一気に進んでいる。といっても都内はもっぱら紅いというよりは黄色い、だけれども。そして一気に落葉も進み、アスファルトにやたらと落ち葉がある。地元の神社の酉の市も無事に終った。

先日、仕事で麹町の駅から地上にでて、国道20号霞が関方面へ向かおうと歩いていると風景に違和感があり、気が付くと真逆の四ッ谷方面へ向かっていた。地下鉄の駅から地上に出て、こっちだと歩き始めた方向がそもそも反対だった。たいしたことではないが、割と道を覚えるのは得意で、麹町あたりも割と歩いてきたはずなのだけど、真逆へ向かう経験は今までなかった。

その後、渋谷へ移動し、仕事の合間に立ち食いそばを食べた。店を出て電話で話をしていて違和感。ポケットに収まっているはずの私用携帯が無い。蕎麦屋に忘れてきていた。これも今まで一度も無い経験。電話をしようと意識が足りなかったのかもしれないけれど、道を間違えたり、携帯を忘れたり、普段やらないミスを同じ日にしたのはちょっと驚いた。

で、そんな日だからか、家に帰って、腕につけていた数珠がぶちっと切れた。いよいよなんかあるんじゃないかという気になる。

母の見舞いにまったく行けていない。悩ましいのは、コロナ対策もあるのか、面会はリモートでしかできないのに、3日前に予約しなければならず、しかも、平日しかできない。平日の3日前に都合をつける余裕がない。ただ、まぁ、余裕がないというのは言い訳なのだが。休みを取ろうと思えば取れないこともないのだけど、仕事柄、「明日は休めそうだから振休しよう」みたいなスタンスでしか休めず、3日前に狙って休みを取ることが難しい。ダメもとで施設に直前に行けないかと相談の電話をしたが、やはり難しいとのこと。面会は行けなかったがケアマネジャーの方と少し話しはできた。ほぼ横ばい。変化はないが、元気にはやっているという。食事も食べるが、なぜか野菜を嫌って食べないという。そこに好き嫌いがあった記憶が無い。兄が頻繁に面会に行ってくれているようで、そこは本当に感謝しかない。どこかで顔を見に行きたいとは思いつつ。

それにしても、周りはコロナ感染の方がじわじわ増えてきている。喉の痛みがあって気になって検査をすると陽性だった、というパターンが多い。まぁ、そりゃそうだろうとは思いつつ。コロナウイルスは至る所に飛んでるだろうから、コロナを持っているかどうかの検査はそりゃひっかかるだろう。きっと、僕だって、検査をすれば引っかかってしまうと思う。インフルエンザだってそうだろう。自己免疫力が落ちてしまっていたら、そこをコロナにやられてしまう。自己免疫力を高めねば。

帰宅すると、数珠が直っていた。有難い次第。

11月が終わる。今年もあとひと月。