東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『やついさんの文章』

少し早く起きて仕事の準備。それと晴れるという予報だったので布団も干す。日曜の朝はさすがに電車も空いている。

仕事諸々。仕事関係の方と話をしていると思わぬことを言ってもらえる。有難い話なのだけど、結構意外なことを言ってくれて、普段、人がどのように自分のことを見てくれているのかはわからないものなのだなぁと実感する。日々精進せねばならない。

1つの仕事が終わったら、また他の山場が目の前にできてくる。なかなか休まらぬけれどもそういうものなのだろう。

仕事終わって、職場近くのローソンで雑誌『Brutus』を購入。サウナ特集が読みたかったわけではなく、やついいちろうさんが書かれた宮沢章夫さんへの文章を読みかかったから。宮沢章夫さんを知った経緯から、お亡くなりになったことを知った時のこと、それから葬儀に参列されたときの話など。宮沢章夫さんがやついさんに話したかったことは、もはやわからないのだけれども、それはそれでいいのだと思う。やついさんの言葉は、よろこびの記憶と、不在の寂しさと、どちらもあって、とても暖かい文章だった。

最寄りの駅に着く。今夜はまだそこまで寒くないけれど、明日はグッと冷え込んでくるのだという。頭上の、真上の方に月が出ていて、なんだかやけに空が広く感じる。

帰宅するとまだ娘が起きており、今年のクリスマスは亡くなった猫に似たフォルムのネコ型ロボットが欲しいのだという。なんなんだそれはと思ったら、リビングにチラシが貼ってあった。わからんでもないけれど、いるのかなぁと思う。