東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『横須賀へ』

12、13日。仕事で、横須賀へ。車で移動。以前、別の仕事で三浦の方に車で行った際、横浜横須賀道路を通って行った覚えがあり、なんとなく高速の風景に見覚えがあった。改めて走ると、左手には海、そして工場、右手にはわりと切り立った山肌が間近にあり、結構、山間というか、面白い地形だなという印象。あと、まぁ、横須賀、行けない距離ではないけれど、それなりに東京からだと遠方だなと思う。


仕事しつつ、少し仕事先の人と世間話。意外な接点が判明。話してみないとわからないこともある。同世代の方だけど、最近のわかり人たちの考え方についての話にもなる。固定の仕事を生涯やる、とかではなく、可能性をみつけたら、そちらへ切り替える考え方。それを肯定的に考える。僕らの世代は、ギリギリ、バブルを体験した上の世代たちの、やけに豪快で贅沢で、かつ、「忙しさの中で頑張れば、見返りはある」ということが実際に成立していた人たちの、過去の話を、酒の席で聞かされて、「そんな過去のことはどうだっていいよ」と思っていた世代だけど、その話を聞きすぎて、まだ一つの職場で身を投じて働くことの尊さも知っていて、職場を離れることのうしろめたさのようなものをなんとなく持っているけれど、そういったバブル的なことから、まったく影響を受けてない今の20代の人たちは、会社に奉仕するというような感覚はまったくなく、自分にとってありか、なしか、の選択で物を考えられる。それはそれで良いことだと思う。好きなことをすべきだと思う。僕は僕で、それはもはや性分になってしまっているので、なかなかそうは出来ないし、年齢的にも立場的にも、そう簡単には、「はい、やめましたぁ」と言えないのだけれども。

仕事が終わり、横須賀から都内に向けて帰る。高速の乗り口から港の軍艦が見える。ここでは、こういった軍艦や、外国の生活が身近に感じられる場所で、もっと長い時間そこにいれば、もっと如実に感じることもあるのだと思う。

仕事終わって帰宅して、妙に焼きそばが食べたくなり、カップ焼きそばを食べる。不健康一直線。