東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『凧をあげる』

tokyomoon2015-02-11

仕事の打ち合わせで、資料として家にある芝居のDVDをいろいろと漁る。ナイロンやハイバイ、五反田団シティボーイズ大人計画遊園地再生事業団、など。偏っているものの、どれも面白いと思う。それを20代の若い俳優たちに見せようとおもってのことなのだけど、どう響くのだろうか。そしてDVDではなくVHSでも結構舞台映像を持っている。野田地図の『パンドラの鐘』『RightEye』や竹中直人の会の『水の戯れ』。これって結構貴重なんじゃなかろうか。いかんせん、家にさえVHSデッキがない今、途方にくれているのだけど。


いろいろとバタバタして夜が大体23時過ぎの帰宅。それから一息ついているとなんとなく日記を書くのを怠けていた。有り難いことにまだ公開前の映画を一本、DVDでもらえたのでそれを観たり。そんなこんな。


今日は祝日で仕事が休み。といっても普段通り起きる娘に起され、朝食を食べ、掃除機をかけ、洗濯物や布団を干す。晴れて日差しが気持ち良い。その後に押し入れから雛人形をだして部屋に飾る。そんな季節。


それから娘と凧揚げをしに近所の公園へ出掛ける。幼稚園で作ったという凧を見て、僕もあげたくなったので。目白台公園という近所では広い公園。そこで凧を上げる。こういう日に限って風が穏やかで、あまり凧が上がらない。娘は愉しそうに走り、転ぶ。風向きは常に変化していて、いつの間にか90度向きが変わっていたりするので、凧をあげていてもいつも風向きを意識していなければならない。そうやって風を意識することなど普段はあまり無い。それから娘と近所のパン屋に昼食を買いに行く。家で留守番をしている嫁の分も買ったのだけど、娘が腹が減って我慢出来ないというので、公園に戻ってベンチで食べた。穏やかに晴れていた。隣のベンチではおじさんが横になって本を読んでいた。芝生では家族連れの人たちがシートをひろげてくつろいでいた。久しぶりにのんびり。


そういえば、凧揚げをしていると、娘がどうにかして凧と一緒に空を飛べないかと思案して画像のようなことになっていたりしていた。当然飛べないが、娘は真剣になんとか凧のように空を飛べないかと考えており、そういうのを見ているのもそれはそれで。