東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『観劇でうろうろ』

朝7時40分起床。缶ゴミを捨てて、朝食を食べる。それから職場へ。早めにいろいろと事務作業をしてから、出先でカフェに入る。リモート打ち合わせ。来年の話だけど、締め切りを考えると秋にはいろいろ見えてないといけない。忙しない。


それから仕事で一つ観劇。コロナがまた増えているようで、観劇中にマスク着用を奨励されて、久しぶりにマスクを着ける。もちろん、周りへの配慮は必要と思いつつ、久しぶりのマスクはやはり息苦しい。あと耳が痛い。観劇中もメールや電話やlineがたくさんくる。金曜なので仕方がない。ゆっくりとお芝居を観る余裕が無いのは悩ましい。芝居を観終わってから、電話やメール対応に追われる。次の移動先へ向かう前に、駅前の『野郎ラーメン』という大盛りラーメンの店を見つけ、フラッと入る。大盛りの度合いがわからず、少し怯えて、小ラーメンを注文。それでも通常レベルのボリューム。こってりのスープが美味しかったけれど、考えてみると昨日もラーメンを食べていた。


それから六本木へ。また別の仕事の要件。会場へ行くと、ワンドリンクのほかに、食事メニューもなんとなく注文しなければならない雰囲気。しかしさすがに直前に大盛りのラーメンを食べてしまい、とても食べられない。周りの目を気にしつつ、ドリンクのみの注文でやり過ごす。諸々終わったのは22時過ぎ。

外に出ると、雨が降った形跡がある。蒸し暑い。それにしても不安定な天気。地下鉄で帰宅。

先日、中勘助さんの『犬』をamazonで購入した際、初めてkindle山田太一さんの『終わりに見た街』も購入した。本来なら書籍が良かったのだけど、すでに書籍での販売が無く、中古品でネットに出ているものは信じがたい高さ。古本屋に行った際、店舗で探してみたが、まぁ、見つからない。で、諦めて、kindleで購入。とはいえ、読み方がよくわからない。調べた結果、スマホkindleを入れなければならなかった。で、入れたところ、amazonと連動して見れるようになった。そういうシステムなのか。慣れればきっと便利なのだろう。ただ、スマホで小説を読んだことがないので、どうなるのだろう。

家に帰ってから、筋トレしつつ、バラエティを観る。深夜1時過ぎ、そろそろ寝る。

 

『野菜増しタンメン』

朝7時40分起床。朝食を食べて、掃除機をかけてから、ゴミを捨てて出社。今日も暑く心地いい天気。

 

事務所に行き、メール作業いろいろ。それから昨日出来なかった事務作業などいろいろ。それから中途採用のことなど。やはりいろいろと悩ましい。ネットの申し込みサイトは、プライバシー対応などもあり、申込段階ではわからぬ情報もいろいろ。その中で判断しなければならないのも悩ましい。


夕方、窓の外は雨が降り出してくる。昨日に続いて天気、不安定。やや眠気と、やや集中力を欠いて、限界。そのまま仕事の打ち合わせがあり、電車で移動。と、降りた先も雨。気が滅入る。

 

仕事前に、その駅に行くと、しばしば行くタンメンのお店へ。野菜増しで注文したら、山盛りの野菜が来る。しかし、美味しい。汗をかきつつ、もやしをかきこむ。スープがサラサラでやはり素晴らしい。お腹が満足して、外へ。幸いなことに雨が止んで、少し気持ちが良いくらい。

 

出先での仕事が終わり、一駅分程度、LOOPで帰宅。風を切って走るのは気持ちが良い。帰宅して筋トレ。猫たちはのんびり眠っている。

 

『北斎/サウナ』

朝、変な夢を見て嫌な気持ちで目が覚める。僕がとある舞台に俳優として出演している。台詞を片っ端から忘れて、なんとか胡麻化そうとするのだが、当然、他の出演者に迷惑をかけまくっている。という途中で、目が覚める。なんでそんな夢を見たのかまったくわからない。

モタモタと起きだして、洗濯機を回す。天気予報を見ると、午後に雷雨があるらしいので、室内に干して家を出る。

地下鉄に乗って、両国へ。今日は職場に行かず、ゆっくりする。駅に降りて、北斎美術館があることを知り、せっかくなので行ってみる。葛飾北斎について、ざっくりとした知識しか知らず、いかに不勉強だったなとしみじみ。そもそも絵が若いころから猛烈にうまく、それが時と共にいろいろな表現方法を積み重ねていくのがわかる。また、『鎖国』状態だった江戸時代でも西洋の絵画技術は入ってきているようで、20代のころに、透視図法という遠近感を見せる構図づくりを自作に取り入れている。それが非常に緻密。40代に入るころ、富嶽三十六景の中で、今回は、「神奈川沖浪裏」をフィーチャーして、浪の描き方の変遷を紹介しているが、浪の描き方もダイナミックになっている。個人的には、「甲州石班沢」の蒼を基調とした絵柄の作品が良かった。

https://search.yahoo.co.jp/image/search?ei=UTF-8&fr=mcafeess1&p=%E7%94%B2%E5%B7%9E%E7%9F%B3%E7%8F%AD%E6%B2%A2&x=nl#b89f6fe0f371fdd679038ec59524e385

よく見ると、遠方の富士山はシンプルで、それでいて省略されているのに、しっかりと存在感がある。あと、いくつかの画の構図が、漫画的というか、浪の描写の線の入れ方や、画面の中の構図が、今でいう漫画の画づくりのようで、興味深かった。それにしても90歳。生涯、画を描き続けるタフさ。自分など、まだその半分しか生きてないと思うと、勇気づけられた。

美術館を出てから、『江戸遊』という温泉へ。ひとまず久しぶりのサウナに入り、汗をかく。一度、風呂から上がり、施設の中のコワーキングスペースで仕事。メールを打ったり、少し資料を作成したり。なんやかんやといろいろ。と、どうも屋外は雷やら雨が凄いことになっている様子。作業をしているとなんだかすっかり身体が冷えてきた。

そして、再び岩盤浴に入ったり、湯船に浸かる。温まってから再びメール作業など。結果、なんやかんや仕事ばかりしていたが、スーパー銭湯コワーキングスペースがあるのは有難い。店を出たころには、すっかり夜。雨はもう止んでいたけれど、やや蒸し暑い。

帰宅途中、兄からlineがあり、母が別の施設に転院したと連絡をもらう。電話でやや話をする。まったくお見舞いにも行けず、兄にいろいろ任せてしまっている。申し訳ない。

帰宅してから、結局、筋トレなど少々。なんやかんや汗をかく夏の夜。

 

『本日は大安』

朝、7時半過ぎ起床。朝食を食べて、職場へ。暑くて良い天気。電車の中で汗をかく。事務作業をいろいろしてから、午後、出先で仕事。ちょっと心配事があり、立ち会う。結果、ややバタバタとしたものの、無事に終了。ホッとする。僕は背も高く、ガタイも大きいので、小さい子供には結構、怖がられるのだけど、この現場に小さいお子さんがいて、なぜか僕になついてくれた。階段の上り下りが好きみたいで、「一緒にのぼろう」と手を伸ばしてくれる。こんな図体のでかいおじさん、恐縮だなと思いつつ、階段をのぼる。

ひとまず、終了して、夕方、ホッとしつつ、吉野家で昼食兼夕食。最近、お気に入りの牛サバ定食。ご飯を大盛りで。バクバクと食べる。そのうえ、最近の吉野家はおかわりもできるので、つい、お代わりしてしまう。明らかに食べ過ぎ。

お店を出ると、隣に宝くじ売り場。「本日は大安」と販売を呼びかける掛け声。僕はくじ運がないので買わないが。それから、地元近くまで移動して、カフェで仕事。なんやかんややらねばならないことが終わらない。

21時半手前、カフェを出て帰宅。家に帰ると、娘が作ってくれたグラタンがテーブルにあった。「食べていいよ」と置手紙。ややお腹いっぱいだったけど、半分いただく。牛乳とマカロニの按配もよく、たっぷりチーズが有難い。そして、鶏肉が大きく食べ応えあり。ごちそうさまでありました。

先日の献血の後の、血液成分検査の通知書が届く。開いて数値を見てみる。それが健康なのかどうなのかはいまいちわからないが、コレステロール値が以前に比べると上がっている。大丈夫だろうか。まぁ、夜遅く食事したりゴロゴロしたりしているので、健康には良くないのだと思う。

帰り道、月が綺麗。

22時から仕事のリモート打ち合わせに参加。終了してから一息。筋トレをする気分でもなく、ぼんやり。久しぶりにamazonを開き、中勘助さんの「犬」岩波文庫版を購入。池袋でも新宿でも見当たらなかった。ネットでサクッと見つかってしまうことのうらめしさ。便利はいいのだけど。

 

『二択では決められないこと』

朝7時30分過ぎ、起床。朝食を食べて燃えるゴミを出す。快晴で朝から気持ちの良い暑さ。電車に乗っても汗がひかない。事務所に行き、出来る限り素早く、事務作業。先送りにしそうなことをできるだけ早めに進める。

昼過ぎ、ミーティング。仕事上のとある件を話し合い。最初は目の前の問題を、YESかNOかの2択で結論づけるか話し合いを進めるつもりだったのだけど、話をしているうちに2択で結論づけるには難しい問題が根深くあることに気づかされた。僕自身、出来る限りショートカットに解決すれば良いと思っていたことだったのだけど、話し合いをすることで気が付くことができた。とはいえ、考えることは増えたわけだけど、それはそれで大事なことできちんと考えねばならないととしみじみ。

午後は午後で、さらに仕事をして、17時過ぎ、集中力が切れる。限界がきた。定時であがり、地元の最寄り駅で、時々行く町中華のお店で腹いっぱい食べようと、塩ラーメン、野菜炒め、ライスを注文。野菜炒めをガッツリ食べていると、野菜がガッツリ乗っかっている塩ラーメンが出てくる。野菜を大盛りガッツリ食べる。

それからカフェに行き、引き続き、少し仕事をしつつ。で、職場で中途採用を進めることになり、その応募ページの確認など。人を選ぶ、という作業ほど、神経を使うことは無いと思う。結局のところ、書かれている文面だけで人など判断できるわけはないが、書かれている言葉から、熱意の片りんは伺える。

そして、引き続き、柚木麻子さんの『BUTTER』を読む。面白い。焦点となる人物、殺人の容疑者でもある梶井真奈子の振る舞い方、どのような表情をしてこの言葉を語っているのだろうかなどぼんやりと想像する。

21時。お店を出ると、やや強めの風が吹いている。そして、遠くの方に雷の音が聞こえる。少し早歩きで家に向かう。ぴかっと空が光ったと思ったら、強めの雷鳴。家に着いて、少ししたら、突然、強い雨が降り出す。風の影響で窓からも雨粒が入ってくる勢いで、慌てて窓を閉める。局所的な大雨だったのか、雨はしばらくしたら止んだ。おかげで少し暑さが落ち着く。

筋トレして、それから「BUTTER」の続き。

 

『天安門、恋人たち』

朝、目が覚めたら9時過ぎ。寝すぎてしまった。もたもたと起きだして、朝食を食べて、少し掃除機もかける。それから渋谷へ出かける。先日治療をした奥歯の詰め物をいれる。11時半からの予約だったけれど、少し早く入ったら、すぐに通してくれた。

「ちょっと痛むかもしれませんが」と説明をしてくれて、治療が始まったけれど、猛烈に痛い。ギリギリ叫びそうになるほどの痛さ。ただ、歯科医の方は『当たり前です』みたいに治療を続けるので、「やめてくれ」とも言えず、耐える。「歯茎が上がってなかったので大丈夫でした」と言われるが、そもそも『歯茎が上がっている』状態がどういうことかもよくわからない。ジンジンと痛むのをこらえつつ、支払い。「次回の定期健診は10月です」と言われる。3か月後。もう暑い季節もひと段落している頃か。それにしても微妙に先の予約を今の段階でいれるというのが、なんだか、日々、先の見えない生活をしているだけに何とも言えない。冗談抜きで、その時まで、生きてるのかもよくわからない。

早く治療が終わった。時計をみると11時半過ぎ。思い立って近くにあったLOOPに乗って目黒駅方面へ。日は高く日差しは強いが、夏らしい暑さで心地いい。目黒シネマでやっている『ロウ・イエ特集』で、12時5分から『天安門、恋人たち』をやっていた。観たいなぁと思っていたので、歯医者が早く終わってよかった。劇場はほぼ満席。目黒シネマのシートはとても座りやすい。

1980年代初頭。大学に通い始める主人公たち。彼らの住む部屋が、4人一部屋で、二段ベッドが二つ置いてあり、そこがそれぞれの寝床かつ空間のようになっている。一応、ドアはあるが、そこに暮らす学生たちは自由に出入りしている。その作りが、いわゆる学生寮の作り。自分がかつて通っていた大学でも、そのような寮に住んでいて、その空気感が一気によみがえってきた。

このロケ地が実際の学生寮を使ったものなのか、撮影のために作りこんだ場所なのか、そして学生寮に暮らす若者たちがどこまで仕込みの役者たちなのか。あまりにもリアリティがある。映画用の、その日その日雇われるエキストラの場合、どうしても、どこかに仕込まれた演技のようなものが透けて見えることがある。画角の中で、エキストラの配置や動きの指導は、日本だと助監督が作る。果たして、この作品は誰が指示をだしていたのだろうか。慌ただしく動く学生たち、そして注目を集めるカップルである主人公たちが通りを歩くと、それを珍しい生き物を観るように眺める目線のやり方。男子寮に女子生徒が歩いている背後の学生たちが、卑猥な想像をしながら彼女を見る姿も、学生寮の空気感が凄く出ている。そういった日常の画作りがしっかりできているからこそ、中盤のクライマックスである天安門事件で衝動的に車に乗り込む若者たちの悲劇的な夜の混乱も凄みが出る。その場に、主人公たちと一緒にカメラも放り込まれたような混乱。そして、敗北。


劇中の彼らの選択が、何かの理由があるのかどうか、そういうことはこの際、いったん、棚に上げて良いのだと思う。ひとまず走り出す、そこで何かにぶつかりそうになり、咄嗟に、よけてみたり、あるいはぶつかってみたり、道を外れて走りだしたり、立ち止まったり。そうやって行動が積み重なっていく。そのありのままを切り取っていく。

映画館を出て、一息。陽はまだまだ高く暑いけれど、映画館のエアコンですっかり身体が冷えて、しばらく、その暑さが心地良い。山手線で新宿へ行き、新宿御苑へ。空調のある場所に行きたくなく、木陰のベンチで読書。柚木麻子さんの「BUTTER」。

風が吹くと心地よく、木々がゆらゆらと揺れている。日差しが直射であたる芝生の上は、蜻蛉がやたらと周遊していて、それらの羽が光りに当たるのか、空気がキラキラと光っているように見える。心地いい夏の夕暮れ。閉園時間までそこで読書をしてから、地元のベローチェに移動し、少し仕事をしたり、引き続き、読書をする。

21時、閉店と共に店を出て、買い物をして帰路。見上げるととてもまん丸の満月。立派だなとぼんやり眺める。家に着いて遅めの夕飯を食べて、この日は筋トレもせずに就寝。




『娘の公演/強い雷雨』

朝7時半、起きる。携帯を見ると、朝6時に仕事関係の人から着信が入っている。何事かと電話をかけたが、出ない。

ひとまず、朝食を食べる。天気予報を見ると、猛烈に暑くなるらしいが、15時頃から雷雨になるという。本当だろうか。

しばらくしてから、折り返しの電話がきたが、「着信があったのでかけました」と話しても要領を得ないトーン。どうも、間違えて発信してしまっていたらしい。それにしてもちょっと早朝から間違えすぎやしないか。

午前中、娘の中学校の演劇部の夏の発表公演を観に行く。午前から日差しは強かったが、グラウンドでは野球部の子たちが部活をしていた。暑い中、元気だなと思う。僕は体育館へ。娘の出るお芝居は、演劇部の1,2年生で構成されていた。一生懸命頑張る姿勢は素晴らしいとは思いつつ、ぼんやり考え事をする。舞台上の子たちの意識の共有というか、どういうスタンスでこの作品をつくるか、そういうことを意識することは大事なのだなぁと思ったり。とはいえ、一生懸命がんばってお芝居する姿は立派だった。

本当は2演目あったのだけど、仕事の都合で1演目終わったところで失礼させてもらう。

それから職場へ。事務作業いろいろ。で、夕方、仕事で車で出かける。最近、スポティファイでプレイリストを作ることを覚えて、ひとまず私見、夏っぽいサニーデイサービスの曲をまとめて聴いている。とりあえず、思いついた順に次々といれているのだけど、プレイリストは曲順も選べるのだろうか。ちょっとしたアルバムのようにすることもできるのかもしれない。こういうのをまとめるのも面白い。

open.spotify.com

出先で仕事。窓の無い場所で働いていたのだけど、『外は大雨』という話が出る。そうなのか。天気予報すごいな。

仕事終わって、外に出ると確かに雨が降っていたあとがある。で、音はしないが、時々、雷が光る。そして蒸し暑い。

車を事務所に置いて電車に乗ろうとホームで待っていたら、強い雨が降り出してきた。慌てて走っている人たちが駅の外にたくさんいる。雨が降る前に駅に行けてラッキーだった。地元の駅に着くと幸い、雨は止んでいて、久しぶりに缶ビールを買って帰路。ビールを飲む。久しぶり過ぎて、一杯で酔っぱらう。0時過ぎ、また、強い雨が降り出して、雷も鳴り出した。日記を書いている今、ようやく雨は落ち着いてきたけれど、まだ、雷は鳴っている。