東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『呆然のピナ』

25日(火)。この日を密かに待ち望んでいたのは、東京国際映画祭にてヴィム・ヴェンダース監督の『ピナ』が上映される日であったから。観たい。いかんせん上映は14時からの1回限り。仕事だ。しかし、いろいろあれして、私は14時に六本木ヒルズの、映画館の…

『任意の一点』

10月20日(木)。仕事を早々にあがらせてもらい、嫁氏に「もう、今年はこれが、きっと、最後の芝居観劇だ」と宣言をし拝み倒し承諾をもらい、遊園地再生事業団『トータル・リビング1986-2011』を観に行く。2人のアイドルの自死、2つの原発事故、1986年と201…

『御会式/I’ll be alright』

仕事後、嫁氏と娘子と雑司ヶ谷でやっていた御会式を観にいく。毎年、観るのを楽しみにしている祭り。鬼子母神にて家常さん達とも合流。行列に参加する人も、それを見る人もたくさんいて参道はすごく盛り上がっている。祭り囃子の楽器のくり返す響きが、なん…

『再開とその前の雑記』

日々雑記。覚えている限り。 6日。仕事をしてると谷川さんから連絡をもらう。仕事終りに会おうということになり雑司ヶ谷の『ROCKET CAFE』で1杯飲みながら話しをする。芝居の話しになる。方法論に特化している芝居についていろいろ意見を交わす。個人的には…

『色彩/ドボルザークとタバコ』

ここ数日の、朝晩の冷え込みに驚く。初雪が見られた地域もあるというので、もうなんやかんやと冬に向かっているのか。そういえば日が暮れるのも早くなったような。 小津安二郎『彼岸花』DVDで。先日、久しぶりに小津安二郎作品である『秋刀魚の味』を観て、…

『活劇とポートレイト』

蓮實重彦・黒沢清・青山真治の映画対談『映画長話』を読むと、しばしば『活劇』という言葉が出てくる。それはいわゆるアクションではなく、自分の理解できる範囲で想像するに、それは映画的な画のことなのだと思う。『映画』を観ていると、不意に、「あ、こ…

『いずれにしても観てばかり』

5月以降、長らく関わっていた仕事がようやく一区切り。7月、8月そして9月は本当にその仕事にかかりっきりで、とにかく一区切りついてほっとしている。よく働いた。先日の台風の時など、ニュースで騒がれたゴタゴタをよそ目に、会社で泊まり込みでパソコ…