東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

2006-01-01から1年間の記事一覧

『今年が終わる』

■ 空日記まとめがき。 ■ 25日(月)。朝早くから起きて仕事に行く。我がipodはどうやら活躍したらしい。現在、その仕事で使ったある歌手の歌が1曲入ってる。2GBあるわけだし、1曲じゃなぁ。来年は活用することを誓う。 ■ 26日(火)。昨日の仕事が終わったの…

『電車に揺られる』

■ ある仕事で、携帯型音楽再生装置、ええとつまり、ipodが必要になった。(かつてそういう機械の俗称はウォークマンで通ったけど今はすっかりipodなんだろうな。まぁそれはさておき。)僕がそれを持っているのでそれを使うことになり、押入れの奥からひっぱ…

『TINO ROSSI』

■ ラジオからTINO ROSSIさんの『PETIT PAPA NOEL』という曲が流れてきて、それがとても良くて仕事をする手をとめてしばし聴いていた。それで、仕事が終わった後にフラフラとHMV新宿SOUTH店へ行く。今、HMVは輸入盤3枚購入したら25%オフなんて素敵なキャンペ…

『夜に三人』

■ 19日(火)。谷川さんと谷川さんの友人のタケイチくんが『エンジョイ』を観にいくと聞いていたので、見終わった後に少し話しませんかと声をかけた。じゃあ、21時半頃に新宿で待ち合わせをしましょうかということになり、フラフラと行くとなんと2人のほかにさ…

『ワダチ』

■ 宮沢章夫さんの日記にチェルフィッチュの「エンジョイ」の感想が書かれてあり、それを読んでいろいろと考える。すごい憶測で書くけど、フリーターを題材にしたこの作品がこういう風な形になったのはパンフレットに書いてあったけど、作・演出の岡田さん自…

『家でみんなと飲んだことなど』

■ 16日(土)。朝からMとOさんが家に来る。と、いうのもこの日の夜に家で友人と飲み会をやろうということになっていて、2人が食事を用意してくれることになっていたから。近所のスーパーで買い物。2人がテキパキと食材を購入する。僕は荷物持ちとして買い物…

『夜の散歩者』

■ 昨日、仕事中にある友人からメールがあり、中沢新一さんの講演を聞きにいってそれがとても良かったので話がしたいから夜に電話をしたいとあった。仕事が終わって会社を出たのが21時だったので、どうせなら会って話そうと思いこっちから提案するとじゃあ会…

『静かな空間』

■ 仕事で朝からあるスタジオに入る。スタジオの扉を開けるとまだ暗かった。どうやら僕が一番に着いたようだ。まぁ下っ端としては当然なのだけど。設備上、防音になっているその場所はとても静か。しばしその場所にいると、ふと誰もいない劇場の雰囲気を思い…

『自分の立場を守るたたかい』

■ 仕事でバタバタする。上司曰く『久しぶりに台風が来たな』という按配。でも、僕はその渦中でさえ、どこか安全圏にいる。いや、まだ蚊帳の外だな。せめて土俵の上に立てるようにならねばなるまい。 ■ 『ワンピース』の最新刊を読んで感情が昂ぶって一人泣い…

『雨の土曜と快晴の日曜』

■ 土曜に池袋の町を谷川さんとビデオを持って徘徊した。と、いうのも知人のバンド、かげわたりの楽曲でPVを作ろうという話があって、企画に参加させてもらったから。とりあえず池袋の町を歩いて何かPVの参考になるものがないかと探した次第。つまるところロ…

『かしこ』

■ 気配りはできないより出来たほうがいいと思う。少なくとも、気を配ることが出来ていない時点でそこに文句をつけるのは違う。ただ、気を配るのは別に賢く生きたいからというわけではないと思っている。とにかく、まずは何も言われないようにしなくてはなら…

『丸いパンダ』

■ 職場では上司のノートパソコンを仕事用に使わせてもらっている。これ、マック。最初は慣れないところもあったけど、少しずつマックにも慣れてきた。今はいい具合にワークと、あ、いや、自分のウィンドウズと使い分けをしている。この前ふと会社で使わせて…

『約2時間都電一周』

■ ある仕事がひとやま超えて一安心。あくまでひとやまだけど。今回の仕事で楽しかったのは都電荒川線を貸しきったことで、いや、まぁ貸しきること自体は大して難しいことではなく、一個人でも簡単に出来る(と思う)のだけど、とにかく都電に乗るのは楽しい…

『海を見にいく』

■ 海を見たくなったので、海に見に行くことにした。葛西海浜公園へ。ここは以前、リーディングをやった展覧会の作品作りで家常さんと来たことがある。それ以来だから、2年ぶりくらいか。 ■ でっかい観覧車を横目にちょっとした上り坂を歩いていくと、不意に…

『声がみえる』

■ 劇作家松田正隆さんが主宰するマレビトの会の公式ブログに松田さんの演出ノートが掲載されている。そこに書かれている『声』の記述。 語りの地平。それは身体のことだ。つまり、現在のことだ。それに対して出来事は過去に相当する。過去を現在において語る…

『頭が弱ってる』

■ 以前、ある銀行で口座を作ったときに、通帳と一緒に手のツボをグイグイと押す棒を粗品としてもらった。なんだその粗品は、とその時は思ったけどたまにツボを押してみるとつい夢中になって押してしまう。ところどころ押すと痛い箇所があり、そういう部分は…

『アマゾンとソバと』

■ なぜだか突然、ウェス・アンダーソン監督の『天才マックスの世界』が見たくなった。それでどこかで売ってないかとネットで検索をかけるといくつかヒット。すべてネット販売。サイトで金額がまちまちなのだ。安いのは千円代で買える。しかしネット販売って…

『soraや園児やおじさん』

■ 家に帰ってから、洗濯をしつつ、夕食の用意を自分なりにてきぱきとこなしていると、そういうところのまめさみたいなものが、自分の無難さのようにも思えてくる。 ■ 職場の先輩が幼稚園の年長の頃に、モノマネをしながら高橋真梨子の「桃色吐息」をうたって…

『読み方の判らない橋』

■ 仕事で車を走らせていると、後部座席に乗っていた人から「あれなんて読むの?」と聞かれる。それはある橋の名称を示す看板だった。そこには『俎橋』と書いてあった。みんな沈黙。読めない。そもそも『俎』を見たことがない。たまたま持っていた道路地図を…

『鍋をして、有楽町で飲んで』

■ 25日(土)。小田急線に乗る。小田急に乗ると町田を思い出す。と、いってもそれもずいぶん昔の話なのだけど。あの頃、快速急行に乗ってやけに頻繁に町田に行っていた。やけに遠い土地のはずなのに快速急行のおかげでずいぶん近い街のようにも思えたけど…

『牛の石鹸』

■ 職場の方が築地の付近を車で走っているとあるお寺で某芸能人の告別式を執り行っていたのだという。しかしその芸能人の訃報はニュースでまったく流れていない。目の前の寺には遺影までがでかでかと掲げられている。あまりにも気になった職場の人は車を降り…

『ビル・ヴィオラ』

■ 祝日。昼くらいまでゆっくりしてから六本木ヒルズへ行く。六本木はなんとなく遠い。電車で行くと乗換えがどうもめんどうくさい。六本木ヒルズは特に気分的にもどこか遠さを感じる。 ■ 森美術館でやっている『ビル・ヴィオラ:はつゆめ』を観にいく。作者の…

『マダムシルク』

■ 仕事中にあることをやってしまう。この仕事を始めてから4ヶ月で2回目。と、いっても別にこの仕事のせいとかではなく、明らかに自分の不注意。どこかでポンと気が抜けているところがある。一歩間違えていたら取り返しのつかないことになるところだった。…

『自我とかそういうこと』

■ 金曜の早朝、仕事で江戸川の河川敷にいたのだけど、その時に見た空は、本当に言葉にならないくらいの空で、風が冷たくて張り詰めたような感じが、さらに世界を荘厳なものにしているみたいで、もうなんというか、あらゆることは、世界ってやつはきっと肯定…

『今日ではない日』

■ 仕事で久しぶりに都電荒川線に乗る。東池袋の駅から早稲田まで。最近は全然乗っていなかった。家と家の間のような細い道をコトコトと揺られるのは楽しい。学習院下駅から面影橋駅に向かうカーブが好きだ。あのカーブに差し掛かると、幅の広い窓から見える…

『ブログ≠日記』

■ 夜になってから急に雨が降ったせいで、やけに冷え込んできた。吐く息も白くなった。 ■ このブログを読んだ友人があることについてメールをくれた。なるほどと思ったし、いろいろ考えることもあったけど、何より人によって書かれたことに対する感じ方がいろ…

『咳止まらず』

■ 月曜日にかげわたりのライブがあったのだけど行けなかった。残念だ。ここ数日は仕事でバタバタしている。 ■ バタバタしていた仕事の方は今日で一区切りがついたのでそれは少しほっとした。面白い仕事をやらせてもらった気もするし。ただ、予定では今週末か…

『冬が来る』

■ 水曜に風邪を引いてしまい、とはいうものの仕事を休むこともできないので、仕事が終わってから近所のスーパーで豆腐、鶏肉、長ネギ、春菊等を買い込んで鍋でグツグツと煮る。それを無心で食い、汗をダラダラと出す。それから少々熱めの風呂に入り、さらに…

『隣の会話』

■ 駅前のラーメン屋で食事をしていたら、隣に座っていたカップルの会話が聞こえてきた。話を聞くにどうやら彼らは大学生のカップルのようだ。その男の方が今住んでいる学生寮の他にさらにアパートを借りたいとかそういうことを話していた。「お金足りるの?…

『グリーンだよ』

■ 人と話すのは嫌いじゃない、というかむしろ好きだ。ただ、「最近、何か面白いことあった?」と振られるのはすごく苦手だ。僕が個人的に面白いと思うことは日々それなりにあるけど、面白くしゃべらなければいかんぞぉというよく判らないプレッシャーにから…