東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『牛の石鹸』

tokyomoon2006-11-24

■ 職場の方が築地の付近を車で走っているとあるお寺で某芸能人の告別式を執り行っていたのだという。しかしその芸能人の訃報はニュースでまったく流れていない。目の前の寺には遺影までがでかでかと掲げられている。あまりにも気になった職場の人は車を降りて寺の中にいた人にどういうことなのか尋ねたのだという。寺の中にいた人は答えた。

「テレビの撮影です」

まぁ、判ってしまえばなんてことはない。なんでも正月特番の撮影だとかなんとか。しかし目の前で告別式が行なわれていたらそりゃあ驚くだろうな。確かにその人はいわゆる業界で力を持っていそうな芸能人で、目撃した職場の人が「あの人を(フィクションとはいえ)死なせようって考えたプロデューサーはすごいね」と言っていたのも判らなくはないけれど、まず何よりもそういう撮影を許可した寺の寛容さに驚く。


■ 今日の空日記。快晴。しかしもう冬の寒さ。仕事から帰ってきて0時頃、すっかり冷えたので、近所の深夜1時まで空いている銭湯に行ってみることにした。本当に絵に描いたような銭湯。番頭さんがいたよ、番頭さんが。富士山の絵がないのが残念だ。金魚の絵は描いてあったけど。販売している浴室用品の中に牛のイラストが特徴的な石鹸が売っていた。昔、よく見た気がする。懐かしい。それはさておきお湯が「嘘だろ」って思うくらい熱かった。隣でじーさんが普通に入っていたので驚いた。足が熱さでジンジンするのに耐えつつ湯船につかる。おかげで帰りは素足にサンダルでも平気なくらい温まった。入湯料430円也。風呂上りに携帯を見ると『コーネリアスがテレビに出ている!』という情報メールが友人から届いてた。時すでに遅し。うーん、残念。