東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

2011-01-01から1年間の記事一覧

『この年の終りに』

現在、29日(木)の朝5時ちょいと前。 前日、22時半くらいに一度寝て、2時半に起きて年賀状を作成しつつ、今に至る。 今日から嫁氏の実家に帰省し、そこで年を越す。新幹線のチケットが取れなかったこともあり急遽少し早めの帰省。完全なる満席でなくとも、…

『3連休の3日間』

23日(金)。久しぶりに大学時代に同じ部活だった面々と会う。うちのところも含めて子供がいるのでなんやかんやを考慮して、うちで集まる。昼間に集まったこともあったし、子供がいることも考慮しつつなのかお酒を飲んでワイノワイノするというよりは穏やか…

『不可思議なペース』

以前、僕が仕事で外出中の時に、家に訪問者がいた。近所で建築工事をしている業者と名乗るその人は、うちの家の屋根が老朽化していると指摘してくれた。最初は、営業のようなものかと思った嫁氏だったが話を聞くうちに不安にもなり、とりあえず確認だけでも…

『師走の土日』

17日(土)。午前中、家族3人プラス猫1匹で外出し、友人のおさむしと合流。無理言って前日にお願いして、急遽会う次第に。というのも、年賀状用に家族の集合写真を撮ってもらうと思いまして。嫁氏との結婚報告ハガキを作成した際も、おさむしに写真を撮っ…

『とつぜんの手触り』

携帯を変えてから、スマートフォンで見る分にはツイッターは読みやすいので、つくにつぶやくわけではないのだけれど、気になる方のツイッターをフォローするためにツイッターアカウントを取得。それで疑問なのは、まったくの未見の方からなぜかフォローされ…

『祝祭の終り、羅列』

先週の金曜に、会社の上司の方と飲んで刺激的だった話は、かつてこの国に希望があったということ。ちょっと大袈裟すぎる表現かもしれないけれど、戦後復興以後、高度経済成長の中で打てば響く何かがあり、だからこそ人々は働き、また別の人々はそれぞれの手…

『携帯ニュー、ver.スマートフォン』

携帯を変えた。というのも、1つには今まで持っていた携帯のバッテリーがいよいよダメになってしまい、フル充電しても2回ほどメールを打つと一目盛りなくなってしまうほどだから。寿命というものか。約3年間。短いようで長い時間、ありがとう。忙しい時期…

『12歳までの世界』

9日(金)。仕事後、会社の人たちと諸々あって飲みに行く。その話しが面白かったしいろいろと考えることが多かった。良い具合に酩酊しつつ終電で帰宅。 10日(土)。仕事の後片付けで少しだけ出社。その後、午後から家族で僕の実家に。久しぶりに日比谷線か…

『死んだら骨だけ』

今日も今日とて恐ろしく寒い。これでまだ12月なわけなので、年明け2月頃はどうなるのだろう。毎年、こうやって少しずつ寒さに弱くなっているような気がする。 もう、週刊誌としてはそこそこ前になるのだけど、 ワンピース第645話『死もまた復讐』の 新魚人…

『世知辛いintelハイッテナイ』

先日、銀行のカードが紛失し使用停止申請などの諸々の作業を済ませた。今日、会社でロッカーの整理をしていると見覚えのある銀行の封筒を発見。おや、と思い中をみるとそこには新品のカードが。まぎれもなく銀行のカード。まさか俺が持っていたとは。銀行カ…

『見上げる身体の魅力』

天気予報通り、午後から雨の一日。そうすると一層寒い。師走といえばバタバタとしそうな月ながらなんとなく落ち着いている。 先日、家常さんと話しをした際に、ポストモダンという考え方について少し話しになった。かなり大雑把に言ってしまうと、あらゆるモ…

『週末雑記』

12月1日(木)。久しぶりに仕事で忙しく。夜になって微妙な問題が発覚。仕方無く一度帰宅し、再び出社。それから朝まで作業。その甲斐あってかとりあえず見通しがつくところまでは諸々進む。映画の日からは遠く離れて。 2日(金)。というわけで前日から会社…

『池袋居酒屋談義』

学会で東京に来ていた大学時代の恩師Kさんと、友人のHくん、後輩のSさんと池袋で飲んだ。まだ、一度も挨拶をしたことがなかったので嫁氏と娘子も最初だけ顔を出す。それほど人見知りをする娘子ではないのだけど、初めて入った居酒屋で、初めて見る人々を前に…

『紛失とモバイル事情』

ゆるりとしていたりバタバタとしていたりする日々。そして寒くなってきている。そんな最中、銀行のカードを紛失する。そんな経験は今まで無いのでうろたえつつもカードの使用停止の電話を銀行に。それで翌日、再発行の手続きをするため銀行に行く。会社から…

『新・ムラ論TOKYO』

週末は、不思議な天気だった。土曜は大雨なのに気温はそれほど下がらなかった。 日曜は夕方に夏の夕立のような雨が降った。空を見上げていたら雲の動きが早いなぁと思っていたら一気に真っ黒な雲が空を覆った。わりとのんきに娘子のベビーカーを押して帰路を…

『daughter playing, with goats, at park and balloons』

どうやら娘子にとって 毎日が発見の連続であって 見ること 触れること がヨロコビに溢れている、ようだ。 日々が繰り返しのようでありながら 全然そんなことはなく 毎日が刷新された世界であることを気付かせてくれる 願わくば 常にそのような視線で 世界を…

『アナドレヌブックオフ』

仕事で外回りをしていた際に、たまたまブックオフに立ち寄る。久しくブックオフに入ってなかったのでやや新鮮な気持ちに。というのも、古本やCD以外に中古販売しているDVDやブルーレイが多くそれが興味深い。というか欲しいものがたくさんある。基本的にはメ…

『エンディングノート/ライブ』

日曜。諸々あって朝の7時半に大宮にいる。それで帰宅。朝も早かったから寝ようかと思いつつ、ふとネットを見て、砂田麻美監督の『エンディングノート』が新宿ピカデリーで9時半からやっていることを知り、再び家を出る。日曜の朝など映画館に人はいないだ…

『ケロ/星降る夜に』

テーブルの上に置いてあるドライヤーを見て、娘子が「ケロケロ」と言う。 「ケロ」とは娘子の言うところの、カエルのこと。一見すると、どこがカエルなのかは判らない。テーブルは半透明で下から覗くと置いてあるものが透けて見える。娘子はまだ背が低いので…

『毎日が発見』

改めて考えると、『トータル・リビング』も『神様2011』も『恋する原発』も『あの日からのマンガ』も、滅茶苦茶であり、かつ『追悼』のための作品としてあると思えた。追悼は、文字通り亡くなってしまった方を偲ぶことでありつつ、それ以上に死と向き合う自…

『最高に滅茶苦茶に容赦なくやること。』

微妙にバタバタしていたりしていなかったりで、気がつけば11月。天気が悪い日はどんよりしているけれど、晴れている日は本当に気持ちいい。それと、まだ寒くない。それが有難い。歳もあるのか、寒くなると指とか脚の先がなんだかダメになる。 バタバタして…

『呆然のピナ』

25日(火)。この日を密かに待ち望んでいたのは、東京国際映画祭にてヴィム・ヴェンダース監督の『ピナ』が上映される日であったから。観たい。いかんせん上映は14時からの1回限り。仕事だ。しかし、いろいろあれして、私は14時に六本木ヒルズの、映画館の…

『任意の一点』

10月20日(木)。仕事を早々にあがらせてもらい、嫁氏に「もう、今年はこれが、きっと、最後の芝居観劇だ」と宣言をし拝み倒し承諾をもらい、遊園地再生事業団『トータル・リビング1986-2011』を観に行く。2人のアイドルの自死、2つの原発事故、1986年と201…

『御会式/I’ll be alright』

仕事後、嫁氏と娘子と雑司ヶ谷でやっていた御会式を観にいく。毎年、観るのを楽しみにしている祭り。鬼子母神にて家常さん達とも合流。行列に参加する人も、それを見る人もたくさんいて参道はすごく盛り上がっている。祭り囃子の楽器のくり返す響きが、なん…

『再開とその前の雑記』

日々雑記。覚えている限り。 6日。仕事をしてると谷川さんから連絡をもらう。仕事終りに会おうということになり雑司ヶ谷の『ROCKET CAFE』で1杯飲みながら話しをする。芝居の話しになる。方法論に特化している芝居についていろいろ意見を交わす。個人的には…

『色彩/ドボルザークとタバコ』

ここ数日の、朝晩の冷え込みに驚く。初雪が見られた地域もあるというので、もうなんやかんやと冬に向かっているのか。そういえば日が暮れるのも早くなったような。 小津安二郎『彼岸花』DVDで。先日、久しぶりに小津安二郎作品である『秋刀魚の味』を観て、…

『活劇とポートレイト』

蓮實重彦・黒沢清・青山真治の映画対談『映画長話』を読むと、しばしば『活劇』という言葉が出てくる。それはいわゆるアクションではなく、自分の理解できる範囲で想像するに、それは映画的な画のことなのだと思う。『映画』を観ていると、不意に、「あ、こ…

『いずれにしても観てばかり』

5月以降、長らく関わっていた仕事がようやく一区切り。7月、8月そして9月は本当にその仕事にかかりっきりで、とにかく一区切りついてほっとしている。よく働いた。先日の台風の時など、ニュースで騒がれたゴタゴタをよそ目に、会社で泊まり込みでパソコ…

『月がきれい』

戊井昭人さんの『俳優 亀岡拓次』読了。映画俳優が主人公の作品。作中でしばしば描かれる撮影現場の混沌とした状況の、しんどいなそれ、と思うもののそれでもなおかつ映画製作に魅力を感じるのは、映画づくりの面白さがあるからなのだろうとも思いつつ。主人…

『肉、いる?』

帰宅途中に、家常さんから電話をもらう。開口一番、 「肉、いる?」 肉かぁと思って、一人だし食べきれねぇなぁと思って、オロオロしていると、僕に電話をかける前に嫁氏に電話をかけてくれたそうで、「冷凍しとけば食えるから貰っといて」と言われたらしい…