東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『カメラを止めるな!』

tokyomoon2018-08-12

暑い日が続くけど、天気が不安定でたまに雨が降る、という予報が出るので、洗濯物や布団を外に干せない。室内に干しても乾くけど、外に干した方がスカッとする、気がする。


なんとなくインプットしたいと思う日々。

志村貴子『ビューティフル・エブリデイ』。僕が読んでる志村貴子さんの作品は、家族構成が複雑な中で、それでも嫌いになれずにいる人たちの日々を描いていて。それが毎日を肯定して生きていこうとするから好きだ。

土曜の夜。思い立ってレイトショーで映画。

ロン・ハワード監督『ハン・ソロ』。映画を観ながら、あ、これは具体的なエピソードがあるわけではなく、ハン・ソロの成長の物語か、と当然のことを気づき、スピンオフ作品ということを思い出しつつ観る。チューバッカの種族がそこそこ出てくるとあのくらいの大きさの俳優さんをキャスティングしなきゃならないから大変だなぁと思いつつ。主演のオールデン・エアエンライクは映画『カフェ・ソサイエティ』で素晴らしい演技をしていて、今回のハン・ソロも個人的には魅力的だけどまだまだ若い青年という姿を体現していたような気がするけれど、こういう人気キャラを演じるというのは、きっといろいろ賛否もでるのだろうなぁ。エンドロールの途中で劇場をでて駅へ。ギリギリ終電に乗車。歩いて帰ってもよかったのだけど、さすがに暑い。


日曜。掃除機をかけて、トイレと風呂と台所を掃除。それから思い立って新宿へ。

上田慎一郎カメラを止めるな!

ワンカットで撮られるゾンビ映画の中に、いくつか違和感がある場面が意図的に描かれていて、それが伏線として後半で回収される。ワンカット、ゾンビ映画、ショーマストゴーオン、そこに、雇われ監督がこの作品を成立させるために奮闘する姿が、次第に自分の作品へのこだわりへとなっていき、最後の正面からの笑顔が清々しい。二箇所(血のりとカメラマンが転倒)?もう少しあるのかな、実際のワンカット撮影で起きたトラブルもそのまま使えることは、この映画の持つ特徴なのかと思いつつ。

終わってから、新宿御苑で芝生の上に寝転がり本を読む。風が吹くと、暑さも忘れる。巨大なアリがたくさんいて、身体を歩くのが気になるが、快適。本を読んで落ち着ける時間はありがたい。数種類の蝉の鳴き声が合わさって聞こえる。トンボがつがいでかくかくっとした動きで飛ぶ向こうで、子供たちが楽しく走っている。雲を見ていると、ゆっくりと形を変えつつ動いていて、少しも同じような形でとどまってない。閉園の時間までぼんやりといた。18時半ころには日が落ちてきて、本が読みづらい明るさに。もう暦の上ではそういう季節か。

夜。家族でラーメンでも食べに行くかと近所のラーメン屋へ行くもお休みをしていたので、コンビニでいろいろ買って家で食べる。娘を寝かせて、録画していたバラエティを見てたら、気が付いたら寝ていた。