東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

週末 悩んだり楽しんだり

というわけで夜勤。
なんだか気分がのらない。と、いうのも役者が決まらないから。

もう少し待ってくださいという保留の人が2人いるわけでして。
待つのはいいんだけれども、断られたらもう元も子もない。
それを考えるとなんだかいかん。まぁ役者さんの都合もあるし、うまくいかない。
なんともいえない。やはりこういう制作的なこと。スケジュール管理とか、そういうものは本当に大切で、これを完全にこなせる人はすごいと思う。

で、土曜にFさんと稽古場に関しての打ち合わせ。Fさんが住んでいる杉並区周辺の稽古場を借りて稽古をするので、その日程を確認。Fさんははっきり言って時間にルーズな人だ。悪い人ではないけど、時間にルーズだ。この日は、僕の方の都合で、夜22時に待ち合わせをしたのだけれども、22時直前に『ごめん23時ごろになってもいいかな』とメールがくる。まぁこの辺はいつもどおり。そしてFさんは24時に来た。ここまでくると予想を遥かに上回ったけど、まぁそれもいいかなとも思える。Fさんにいろいろお願い事をする。
問題は役者だ。こればかりはとりあえず今は待ち続けるしかない。いい返事を期待して。

で、日曜日。なぜか静岡へ行く。ドライブだ。この前葛西臨海公園に行ってから、もっと遠出したい、所謂『遠出欲』が発生。我慢できずドライブ。以前静岡と山梨を結ぶJR身延線沿線に行ったことがあり、そこがすごくよかった。失礼な言い方だけれども、取り立てた観光地とかがなく、とてものんびりとした町並みが続く。神社や川があり、そこに住む人たちの日常を垣間見える気がした。もう一度そういうところへ行きたいなと思い、静岡へ向かった。今回の目的は大井川鉄道に乗ることだ。その中でも千頭から井川まで行く南アルプスあぷとラインに乗る。あぷとラインとは電車では非常に困難な上り坂(あぷといちしろ〜長島ダム間)を電車の後ろから歯車のついた車両で押し上げるというもので、日本ではこの線が唯一らしい。そのほかにも湖の上にある駅(奥大井湖上駅)があったり、井川ダム長島ダムなどのダムが見える電車だ。電車内はとても狭い。1時間に1本しかでない。車が発達した社会ではもはや観光用の電車といえる。きれいな眺めのほとんどは電車の進行方向右側にあり、椅子も右側が2人掛けで、左側が1人掛けになっている。僕はそれを知らずに左側に座ってしまった。車掌さんがガイド役になっていろいろと説明してくれるんだけれども、最初に言った言葉がすごい。

『左側に座って見れるほどあぷとラインは甘くありませんよ』

なるほど。甘くないのか。それはそうだったけれども確かに景色は良かった。古い線路のせいか、カーブになると線路が軋むような音をあげる。それがまたいい。あと窓から顔を出すのは全然問題なく、好きなだけ顔をだした。普通の電車なら怒られるところだし、実際を顔を出したら命が危ない。それだけのんきなスピードなのかといったら、そういうわけではないんだけれども、そこがまた気持ちいい。電車に揺られること1時間40分。東京はいつでも進化している。都市のビル郡をみていると、まぁこれが21世紀なのだと思う。だけどこういう場所は時間が止まっているような気がする。それがいいとか悪いとかではないけれど、どこもかしこも発展ばかりしているわけではなく、こういうところが残されながら、22世紀が来るのだろう。

車の運転は本当に大好だ。車を走らせると、いろいろなところにいろいろな人がいることが地続きで分かる。いろんなところにいろんな道が繋がっていて、今いるこの場所から走り出せば、いつかどこかへたどり着く。車の運転は本当に楽しい。結局その日は深夜1時まで車を走らせていた。

そういえば北海道の中札内で12時間耐久ママチャリレースというのが例年開催されており、今年はこの前の土曜日がその日だった。僕がいろいろ教えてもらっていた大学の助手のKさんは毎年このレースに出ており、今年もやはりでていた。僕も2回ほど出させてもらったけれども、あれはすごい。走っているときはつらいけど、終わってみれば楽しい思い出だ。Kさんは年々レベルアップをしている。大会規定でレースにはママチャリが使用されるけど、許可される範囲でレベルアップをはかり、もはやママチャリの原型を留めていない。改造のために惜しみなく金をつぎ込むKさんの、ママチャリレースにかける情熱は並ではない。30歳を超えても元気に走っていたみたいで、なによりだ。5年後くらいには1位になっているのではなかろうか。

大学の研究室の同級生だったMさんがあの長渕剛桜島ライブに行ってたらしい。そのために苫小牧から桜島へ行くのもすごいけど、あのライブ自体9時間にも及んだはずだから、なんだかすごいことになっている。長渕剛はこのライブに命をかけて臨み、オーディエンスもまた命をかけたらしい。ラストは朝日の昇る桜島をバックに熱唱したらしい。

ママチャリもすごいが、こっちもすごい。大学の連中は今でも愛すべきバカヤロウたちが多くて楽しい。