1曲目のイントロを聞いて即購入を決めたpawnの『kitchen』がとても良く、繰り返し聴いている。どこの誰かもわからぬまま、その音に惹かれて購入。ずっと聴いていたくなるような心地よさがある。
なんとなくネットを見ていたら、限界小説研究会という編著名義で『社会は存在しないーセカイ系文化論』(南雲堂)という本の存在を知り、気になったので四ツ谷の本屋へ。本棚を探しても見つからなかったのでレジにいた店員さんに尋ねると、その店員さんが内線電話をかけて別の店員さんを呼ぶ。奥から別の店員さんがやってくるとレジから結構なボリュームで「社会は存在しない、ですって」とその人は言う。それが本のタイトルだと知っていればアレだけど、突然そういうやり取りを聞いた、周りの人たちはどう思っただろうか。なにか、俺が、突然、本屋で店員に憂いごとを訴えているように誤解した人はいないだろうか。なんともいたたまれない気分になる。そして案の定、本は置いてなかった。なんともいたたまれ損な次第。結局、池袋からの帰り路に本屋に寄って購入。
気温も上がらず久しぶりに涼しいとさえ思える夜。