東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『8月になっていた』

ある仕事がやっと一区切り。諸々終わったのは土曜だったのだけど、日曜はそれまでの反動というかいくら寝ても寝たりなく、昼過ぎに横になって気がついたら18時をまわっていた。それでかげわたりのライブも行けず、職場の人から教えてもらった芝居も行けずだった。


なんだか、ずいぶんと前のことのようにも思えるけれど、地元の、鬼子母神で行なわれた盆踊りに行ったのは先週の土曜のこと。やぐらが立ち、音楽に合わせて踊る。いわゆる盆踊りに行くのなどずいぶん久しぶりだった。円の中心で踊る人たちを真似て、踊ってみるけれどこれがうまくいかない。それでも夢中で踊る。






途中から家常さんやTくんと合流。最後はみんなでヨーヨー掬いをする。内田百輭の『百鬼園随筆』の文章に

揚揚を弄んで寝た。

という一文があるが、揚揚とはヨーヨーのことなのか。





盆踊りの後は、家常さんが教えてくれた『ROCKET CAFE』という喫茶店に行く。明治通り沿いのビルの2Fにある喫茶店。今まで全然その存在に気付かなかった。雰囲気のいいお店。0時まで営業しているのがうれしい。これからは何かと利用しようと思う。


目白のCAFE『SOIL』に行ったのは翌日。散歩もかねて目白まで行った時。そこで飲んだ五穀コーヒーはとても美味しかった。目白や池袋のあたりに、とても心地いい喫茶店を見つけることができる最近。楽しい。


散歩ついでに学習院大学の構内も歩く。構内図を見て『厩舎』の文字を発見し、それを目指して森のような道を歩くと本当に厩舎があり、馬がいた。馬や、乾草、それになんなのだろう、厩舎に独特の匂いがあり、それは覚えのある大学時代の匂い。まさか池袋の近くで馬を見るとは思わなかった。


心地いい夏の日と、梅雨に戻った様なじめっとした天気を繰り返して、気がつけば8月。猫は寝る。