東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『雨とナイマンと夏市』

仕事は徐々に忙しくなり、特に先週はなにかと夜まで働いたり土曜も出勤していたりと慌ただしい日々。


宮嶋君に貸していた『ひかりのまち」のサントラが戻って来たのでそれを久しぶりにリピートしている。とても良い。で、仕事で車に乗ることが多く、一人で運転するときは、そのCDを爆音でかけて一人心地よくドライブをしている。金曜は久しぶりに0時あたりまで働いて、そのまま会社の車で帰宅したのだけど、やたらと雨が強く、明治通りのあたりを走っていると、その雨と新宿の灯りが「ひかりのまち」の音楽と相まって、とても印象的な視界になる。


土曜。仕事。朝6時に起きて車にて東名川崎あたりへ。で、帰社。して、ゆえあって昼間に池袋に行き、夕方に職場に戻り、夜にまた池袋に行き、次になぜか目黒に行き、また職場に戻ってくるという行程。車と電車という交通の便が発達してなかったらこの行程を移動するのにどれほどの時間を要するか。山手線で帰宅したので、久しぶりに目白で降りて一駅分散歩して帰る。雨上がりの涼しい夜。家に帰ったらさすがに眠さで朦朧とする。


日曜。休み。当然のように娘は普段通り起きるので眠さの極地だったけど合わせて起きる。昼は近所の中華料理屋さんで食事。ここの店員さんとは顔見知り。娘子のことをいつも笑顔で迎えてくれて、お会計の時にいつも何かをくれる。しかし、娘子は人見知りが出て来ており、その店員さんにもドギマギするようなってしまった。

夕方から鬼子母神でやっていた夏市に行く。出店で賑わう。鬼子母神の隣の公園に行くと、シャボン玉を吹きまくっている中年の男性がいる。自分の子どものために吹いているのかと思ったけど、そういうわけではないようで、とにかく繰り返しなんどもシャボン玉を量産し続けている。謎の男ではあったけど、結果、娘子や子どもたちを喜ばしていた。

近所に住むおさむしが合流。娘子が手にしていたヨーヨーの着いた棒を釣り竿にみたて、おさむしに魚を釣れと要求。マイムにて魚釣りをするおさむしと、プラス俺。あまりの混雑に、夕食を食べに目白通りまで出て、『入り江』という美味しい和食屋さんに行く。

で、その食事中に、食事時には有り得ない事態が勃発し、御飯も食べぬまま、僕は一人目白の街を右往左往した。はっきりとしたことと言えば、スーパーとコンビニには子供用のオムツはないということ。

近所の家常さんとYさんも合流。近所の喫茶店でいろいろ話す。9時過ぎから話していたけれどいつの間に23時も過ぎていた。少しばかり肌寒い夜。雲間から月が見えていた。