東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『縁は異なもの』

朝、少しばかり涼しい気がしたが、ただの気のせいだったようで昼には夏のような暑さ。梅雨よ、どこいった。


外の、仕事先をまわってきた職場の人が、ある会社に行った時、「○○○(うちの会社名)ってマツセって人いません?」と声をかけられたという。驚いてその職場の人が確認すると僕と嫁氏の写真やらが壁に貼ってあったらしい。


タネを明かせば、そのある会社というやつが、元の嫁氏の職場であった。すでに出産のタイミングで辞めてから2年も経つのにどういうわけか、僕と嫁氏の結婚報告のハガキが壁に貼ってあり、そればかりか我が娘子の成長を記録するスペースが設置されているという。職場の人がそれを携帯で撮って来たのだが、確かにそこには娘子のコーナーがあり、成長していく記録のように写真が数枚貼ってあった。なんだ、その存在感は。さすがにその妙な縁には驚いた。まぁ、似たような業界に就いたこともあり、何かの縁はあるのだろうと思ったけれど。にしても娘子の写真が、そうやって今でも残っていることに驚く。嫁氏とその職場の人の交流が続いているからうなずけるといえばうなずけるのだけれども。


蛇足ながら、結婚報告のハガキに映る僕を見た職場の人が「若いなぁ」と言っており、あまり気にしたこともなかったけど、僕もまっすぐに老けているのだなぁと実感した。


夜は、風が吹くとまだまだ気持ちの良い案配。