東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『今年の抱負など』

いつの間にか、年が明けていた。2014年。

2013年の年末は、仕事を30日までやっていてそれが終わって気がつくと大晦日。さすがに年末はバタバタしていた。毎年のことか。

27日の夜だったか28日の夜に、仕事後、おさむしと会う。護国寺付近でということになり家から歩く。改めて護国寺がそれほど遠くない距離にあると実感。歩ける。全然散歩のレベルで。護国寺に向かう途中、芝居の稽古を終えた人たちが出てくる場所を見つけた。稽古施設なのか。そういう場所が近くにあると、何かできるんじゃないかと思ってしまう。

おさむしに借りていた写真集などを返却する。いろいろ借りっ放しになっていて不義理だ。まだDVDなども借りっ放しのものがたくさんある。観なければと思いつつ、ついつい先延ばしにしている。で、おさむしに会ったもう一つの理由は、TBSラジオで流れた『林美雄 空白の3分16秒』の録音データをもらうため。聞きたかったラジオ。言葉として語られない3分16秒の空白を追った番組。『絶望』というワードと共に、『青春の蹉跌』のテーマ曲が流れるそのなんとも言えない寂しさというか、宮沢章夫さんがこれまで語っていた80年代論のまた別の視点というか。ともかく面白かった。

で、おさむしと少しばかり雑談。いろいろしゃべったものの、何か来年こそは〜みたいな話をしてしまいそれがまとまっていないことをしゃべったようで、後から反省。その上、どうやら眠そうにしていたそうで、「眠い?」と心配されるという始末。あと、「僕は植田正治になる」というわけの分からないことを言ってしまっていたけど、本心なんで勘弁してほしい。

31日大晦日は、9時過ぎに一度、娘と横になり新年を迎える直前に近所の神社へ行く。まだ人はそれほど並んでなかったけれど、次第に列を成し始めた。警備に当たってくれた、おそらく近所の消防署の方が、行列の人に「新年を迎えるとサンシャインの辺りに、花火が上がる」と言っていたが、全然上がらなかった。なんの嘘だったのか。家族3人で初詣。考えてみると、人生で初めて、深夜に初詣に行った。家族で過ごしていた時は、いつも昼過ぎになんとなく出かけていたので。

神社に行った後、近所の鬼子母神さんへも行く。こちらの方が長蛇の列ができており30分ほど並んでいた。その間に娘は眠ってしまった。寒い中並び、手を合わせる。何か特別なことを願うわけではなく、ただただ健康に暮らせればと願う。


1日は家でゆっくりと過ごした。年賀はがきが数枚届く。喪中ハガキを出したつもりの人たちから年賀はがきが着てしまい、どうしたものかと悩むのは、喪中ハガキを誰にだしたか忘れてしまったから。確認のしようがない。いろいろ詰めが甘い。昼過ぎにビックカメラに行ってみたのだけど、驚くほど人がいた。商品に関して店員に問い合わせをしようとすると整理券を受け取れと言われる。それでしばらく待つ。で、話を聞いてから、改めて嫁と話をして、簡易的な温風ヒーターを買うことに決める。決めた商品の在庫確認をしてもらうおうと近くの店員に声をかけたら「整理券を受け取ってくれ」と言われる。冗談みたいな展開だった。


2日。レンタカーを借りて、僕の実家へ。今年は年末年始に山形へは帰省しなかった。で、1泊で僕の実家へ。以前は娘がいきなり人見知り全開だったけれど、今回はスパンも短かったので覚えていた。積み木をして遊ぶ。娘が寝てから、父と母と僕と嫁でいろいろ話す。たわいもない話。覚えてもいないけど、そういう時間が持てたのが良かった。で、嫁は話をしながら酒をがぶがぶ飲んでいた。早朝、大きな音で目覚める。近所で車が事故を起こした様子。新年早々怖いことだ。自戒の意味で。


翌日は母と共に買い物へ。三郷のIKEAへ。初めて行くIKEAコストコと同じような印象の店内。何もかもが大量。で、陳列の仕方やモデルルームの配置など、日本の家具屋とは異なる戦略を感じる。テーマパークのようにしてしまうやり方。それも一つなのだなと思う。で、あと、売っている家具などの色合いが鮮やかで、素直に楽しい。夜になって無事帰宅。昨日、車の事故を目撃していたので無事に帰宅できて良かった。


4日は、家の外壁の補修を少々行なう。主に嫁主導。で、その後、近所の家常さん宅のリフォームの手伝い。漆喰を塗る。年明け早々漆喰を塗る機会があるなんて、なかなか得難い。まだ僕は塗るのが下手だけど、家常さんはもはや手慣れたものだった。総勢7名で漆喰を塗り、その後軽い新年会。家常さん、宮嶋くん、それと家常さんの事務所で働くOくんと東通りの居酒屋へ行き、いろいろ話す。気がつけば深夜1時を過ぎていた。楽しい時間。帰り道、風がとても冷たかった。


5日。仕事始め。勘を戻すように仕事をする。明日からは本格的に仕事が始まる。と思いきや、23時頃、関係者の1人がインフルエンザにかかったとのことで、いきなり明日の午前中の予定がキャンセルに。娘もお腹が痛いと体調を崩している。年明け早々、体調にも気をつけねばならない。


今年は、健康第一にしつつ、いろいろ攻めていく年にしたい。そして今後、人生の一つのテーマとして植田正治さんのような生き方を目指そうと思う。で、あとは、家のガレージを掃除しながら思いついた一つのことを今年中に開始したい。攻めて行く。モロモロ。