東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『クリスマスはあっという間に過ぎて』

先日、家族で散歩をしていたら空を指差して娘が「蝶々」と言う。空を見てもカラスぐらいしか見えず、蝶々なんていないよというのだけどそれでも娘は「蝶々」と続ける。それでよく見ると、車用に設置されている二股のミラーが蝶々に見えなくもない。これかぁ。なるほど、言われれば蝶々かもしれない。娘の見る視界は本当に面白い。


三連休はモロモロ仕事だった。その一つでとある打ち上げに参加。ほぼ部外者のような立ち位置だったので、会場内でもぼんやりしていた。で、打ち上げによくあるビンゴゲーム。博才というものがホトホトない自分はビンゴに当たったことがない。そういうもんだと諦めていたのでそれは気にしない。が、今回、ぼーっとしていると名前を呼ばれた。当たってしまった。名前を呼ばれて、会場にいた大半の人が「誰?」という眼差しを向ける。恥ずかしかった。こういう時、ほぼ部外者の立場は困る。有り難い話だけど、スターバックスの1万円分のクオカードを貰えた。有り難く使わせてもらえたらと思う。


で、金曜。用事があり東京駅へ行ったのだけど、少し時間が空いて、僕の足は気がつくとステーションギャラリーへ向かっていた。植田正治さんの写真展。フラッと入って夢中で見る。カラー写真や動画まであり贅沢な展示。砂丘モードは改めて見ても本当にいいなぁと思うし、『パパとママとコドモたち』のあの感じ。この年になって思った。植田正治さんのようになりたい。それは写真家というわけではなくて、写真に対する姿勢。生き方の姿勢。


土曜は嫁と娘と、池袋西武の『トムとジェリー展』へ行く。コミックの原画や映像を見れて、親子揃って『トムとジェリー』が好きなので、楽しんだ。写真を撮ろうとするが、最近カメラを向けると何かを企てようとする。そして企てがこちらには伝わらないことがある。なんの含みがある表情かこちらは検討もつかない。


で、三連休の間に嫁が体調を崩した。僕は仕事でバタバタしていて、まぁそういうこともあり、ちょっとばかり喧嘩。自分史上、一番声を荒げてしまった。良くないなとは思いつつ。怒鳴ってしまった。ムキになって仕事も休んだ。午前中だけ出たけど。そんなこんなでクリスマス気分など特に浸ることはせぬまま、気がつけば年末。押し迫る暮れにバタバタとしつつ。


それにしても、この都と国のトップは、一体どうしたいのか。