東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『すでに半ば』

tokyomoon2010-01-23

12月からずっとばたばたとしていた仕事がやっと一息ついた。年が明けてからここまで本当に息つく暇もなく、そういうわけで年賀状ももらいっぱなしで返すことさえままならず今に至る。『明けてましたおめでとうございます』という年賀ハガキを送ろうかとも思ったけれどそれも何やらふざけすぎだろうか。

それにしても忙しかった。家に帰り着くのは問答無用で午前様であり、嫁松も猫も寝ており、そして嫁松も猫も寝ている間に会社へ向かう。よくよく考えてみると2週間程、嫁松の寝ているところしか見ていない。

とはいえ仕事は充実していた。今の職場で関わった仕事の中で一番面白い仕事だと思う。なによりも貴重なのはまだ若いながらもとてつもなく才能に溢れる俳優さんに出会えたことで、その俳優さんの演技を見ているだけで日々の仕事の疲れなど吹き飛んだ。引きつける力、というか、佇まいの魅力、というか。持って生まれた才能というものは、こういうものなのかと久しぶりに見せつけられた様な感じ。しかし、それを見れる幸福たるや。いつか、もっと別の形で、この俳優と仕事を、というか何かの作品を一緒に作ることができればなと思う。

仕事の代償というわけではないけれど、年末の仕事の際に、重い物を急に持ち運んで痛めてしまった。大晦日あたりから痛みがひどくなり、正月三が日あたりは歩くことさえままならなかった。30歳にして腰の痛みに苦しむとは思わなかった。どこかで病院に行きたいと思いつつも、忙しく全然行くことができなかった。やっと今朝、仕事前に病院で見てもらうことができた。特に異常はないようでしばらく安静にするように言われ安心するも、時間があればリハビリに来なさいと言われた。病院内にリハビリ用のベッドがあり、そこに腰から下半身をのばすための器具がついている。それによって腰をのばすことで腰痛の要因を解消していくのだとか。これからしばらくは腰をのばすために通院の必要がある。職場には「腰をのばしてきます」と伝えなくてはならない。養生の日々である。

仕事が一息ついたので、昨日は自分へのご褒美にと嫁松と焼き肉を食べに行った。しばしば行く、サンシャイン通り近くにある焼き肉屋。店に入ると店長さんから「お久しぶりです」と言われる。顔を覚えてもらっていた。それもうれしい。
さらにご褒美として、相対性理論渋谷慶一郎さんの『アワーミュージック』を購入した。余裕ができたらインプットしていかなばならぬ。