東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『2010年スタート』

気が付けば年を越している。
12月は忙しかった。その忙しさは1月も続く。30日までバタバタと働いており、その日の夜に僕の実家へ行き、31日の朝に新幹線で嫁松の実家山形に行く。それで2日間のんびりして、2日の朝に帰京。東京駅から四ッ谷の職場へ直行。早々に正月気分は終わりを告げた。

めまぐるしい最中で年が明けて、年が変わった意識は全然なく、年賀ハガキを受け取りつつもその返事さえままならない始末。

年末、仕事に忙殺されつつ辛うじて、大学時代の恩師K先生や、以前の職場の同僚たち、かげわたりの面々やらに会うことが出来たのはそれはそれで有り難く、楽しい夜を過ごすことができた。

2009年を今更振り返るというのもアレだけど、11月くらいまではのんびり過ごしていた。今思うともっといろいろ何かをやれた気もする。そこから怒濤。ド怒濤。怒濤って漢字は見事な当て字だなと思わんばかりだ。なにせ『怒』。
その『怒』の勢いに負けて、やりたいことをやれてないのが歯がゆい。久しく会ってない人たちとも会いたいし、いろいろやりたいのだけど。しかし、手が回らない。

この年のことで何よりもなことといえば、けだまを失ったことであり、やはり今でもふとした拍子に思い出してしまうと、なにかぽっかりと空いている隙間のようなものが気になってしまう。ただ、けだまを介して、Tさん夫妻と出会うことがのはなんというか、縁というものを感じずにはいられない。

2010年がどうなるかは定かではないけれど、迎える3月にて31歳になる身としては改めて自分の立ち位置、ひらたくいうと仕事関係について考え直したいとも思っているのだけど、歳を食えば食う程に再就職も難しいだろうからなかなか。

まぁ、毎年思うことだけど、楽しく健康な一年になればいいなと思う。もっと細かく言えば、毎日楽しく健康な日々が送れると楽しいなと思う。

過ぎた年のことを2つほど。
福島聡さんの『機動旅団八福神』がやっと最終巻の発売となった。八人の主人公それぞれが戦争を通して今に至るのだけど、その誰もが、その経験を肯定しつつ今を生きる姿勢に胸打たれる。戦争そのものの是非はもちろんもっと違った意味で問われるべきだろうけれど、その戦争の中で自分がどういう立ち位置にいたか、自分の中での総括として、それを『肯定』するスタンスは、一つの正しさだと思う。

今更言及するのも憚れるけれど、自分より歳若い人の訃報はそれだけで悲しい。『若者のすべて』という曲は、個人的には本当に好きで何度も繰り返し聴いた。そしてこれからも聴き続けていくと思う。

以上。

最近、故あってズータンズというバンドを知り、その人たちの曲ばかり聴いている。『まごころ』の音楽とシンプルながら曲とすごく合っているPVがなんとも良い按配だと思われマス。

というわけで、さらば2009年。どんとこい2010年。