東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『9月4日から』

朝、天気が悪い。仕事へ行く準備をしたり、溜まっている洗濯物を洗ったりする。と、嫁が以前に飼っていた、けだまという名前の猫の写真の入った紙を出していた。行方不明になったときに作った「探しています」という貼り紙だ。結果、連絡がきたのだけれども、それは亡くなったけだまを見つけたという電話だった。そのけだまが亡くなったのが2009年の9月4日だった。

恥ずかしい話、忘れていた。ダメだなぁと思う。もう、ずいぶん、経つ。けだまが亡くなったけれど、一緒に過ごしている猫のみぞれは元気だし、その後、娘がうまれたのだ。娘は実際にはあったことがないけだまの写真を眺めていた。今日は、地元の神社の例大祭があると嫁がいう。天気悪いし、コロナだけどあるのだろうか。

昼過ぎくらいに出かける。僕は横浜まで用事があって行く。仕事のご縁で芝居を拝見させていただける。有難い話。お客さんはほぼ満席。個人的には舞台興行は断固賛成。

で、芝居は面白かった。贅沢なお芝居だった。キャストの方々は素敵な方が多いけれど、俳優の役割はそこまで多くはない。舞台を構成する一要素。音楽や照明、装置などすべてがあったうえで作品が存在する。画のような美しい構図の場面が多く、見とれてしまう。空間を堪能。仕事とはいえ、有難い次第。

で、充たされた気持ちになりつつ、事務所へ。仕事をいろいろ。が、終わりきらず現場へ。こういう時、どうもすっきりしない。と、そこへ猛烈な雨。萎える。土曜の夜で、微妙ながらも車が多いので、運転も怖い。それにしても雨、ずっと続くな。

仕事が終わり、家に帰る。溜まっていたメールはあるもののやる気が起きず、テレビを観つつ、筋トレ。就寝。