東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『子どもの日』

朝起きたら、9時過ぎ。少し寝坊してしまった。起きてから朝食を食べて、掃除をする。思い切って床も水拭き。綺麗になると気持ち良い。娘から、飼い猫のうち、1匹の姿が見えないと言われる。いつの間にか、外に出てしまったみたい。

掃除をしてから、娘と部屋の窓際でそれぞれ読書。娘は僕の漫画を読むのだけど、それ、福島聡さんの「機動旅団八福神」で、さすがにそれはどうなのかと思ったのだけど、娘は読みたい、という。読みたいならば仕方がないのだけど、怒られるのだ、嫁から、僕が。まぁ、仕方がないのだけど。

昼食を食べてから、家族で出かける。雑司ヶ谷霊園を歩いていると、風が吹いていて、木々が揺れている。陽射しが強くて心地いい。娘の希望で本屋に行こうと思ったのだけど、本屋は閉まっていて、仕方がないので、スーパーやドラッグストアで買い物をする。それから僕は、少しだけ仕事があり、ユルカフェに行く。娘と嫁は、バナナジュースをテイクアウトで買って帰り、僕はアイスコーヒーを飲みつつ仕事。心なしか、今日は通りも人が多いような気がした。そして、やたらバナナジュースを買っていく人が多い。

少しだけ仕事をしていると、天気が悪くなり雨が降りそうなので、急いで帰る。家に帰ると、娘が姿が見えなくなった猫を心配していたので、一緒に外に探しに出る。家の周りを一回りしてみたものの見当たらない。仕方がないと思って、「きっと帰ってくるよ」と娘に言っても、娘は心配そうな表情をしている。家に戻ってテレビを観ていると、娘が手紙を書いている。かつて世話をしていて、残念ながら亡くなってしまったブチという猫がいる。そのブチに向けた猫で、ちょっと読ませてもらうと、そのブチに、娘が「自分が犠牲になってもいいから猫をみつけてください」とお願いを書いていた。それがちょっと気になってしまったので、娘と話す。ブチは優しい猫だから、娘が自分を犠牲にしなくても、ちゃんと探すのを手伝ってくれるし、見つかった猫も娘が犠牲になって見つけてくれたと思ったら、きっと辛いから。だから、そういう風には考えないで、と伝えると、理解をしてくれた。

夜は、子どもの日、ということで、手巻き寿司をした。たらふく食べて、ゆっくりしていると、リビングの窓の外に姿を消していた猫の姿が。無事に帰ってきてくれた。娘もホッとしてくれた。その猫はどこへ行っていたのかわからないけれど、帰ってきたら最初は僕らに甘えてきて、しばらくしたらのうのうと伸びをして寝始めた。好き勝手なものだなぁ。

結果、良い子どもの日になったと思う。