東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『花と49日』

tokyomoon2009-10-22

猫のけだまの49日。まぁ、『49日』という仏教の考え方を猫にアレするってのは人によっても思うこと様々だろうけれど、こういった区切りがあることで僕らの中でもいろいろふんぎりというか一息つける感じがあるので、自分勝手に49日の考え方を採用させてもらう。嫁松が買っておいてくれたダリア、別名天竺牡丹を持って朝一番にお墓へ。
今もなお、2人と1匹だけの生活に違和感を抱くことがある。ここにけだまがいればという思いが頭をよぎることがある。忘れることなど決して無いけれど、いいかげんもうそろそろメソメソするのをやめないと、けだまも安心出来ないだろうし、なにより嫁松が怒る。


くるりのトリビュートアルバム『くるり鶏びゅ〜と』を購入。曽我部恵一さんが『さよならストレンジャー』をカバーするとあっちゃあ買わないわけにはいかない。サニーデイ・サービスばかりを聴いていた学生時代、たまたまツタヤで手に取ったアルバム『さよならストレンジャー』。そこからくるりを聴きまくっていた。この2つのバンドが僕のけっこう大きな場所を占めてた頃があった。懐古ではなく、あの頃の2つがここで交わるのならば、その今を聴きたい。
他にも魅力的なラインナップが目白押しでanonymassによる『赤い電車』はすごく良かった。これから俺はanonymassのアルバムを全て買うだろう。キセルの『Old-fashioned』など、もはやキセルの曲ではないのかというような馴染みっつぷり。
あと『春風』に、ドラムとパーカッションで元ドラマーの森信行さんが参加しているのが、なんというかびっくりしたし、個人的には沁みました。くっつく離れるはそれぞれの事情がある。袂をわかったとしてもそれはそれ。こうやって何気なくまた一緒にやってみたりというスタンスはええもんだなぁと思う。