東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『自転車に苦戦』

tokyomoon2015-03-24

土曜は仕事で朝から車の運転。1日運転だったので、合間に音楽でも流そうといくつかCDを持っていく。ドライブ気分なわけではないけど、多少それくらいのテンションにもってかないと祝日の運転は切ない。


お台場付近にて1時間ほど空きができて、すこし海沿いを散歩。普段は行かないような臨海地域。大型のトラックとかたくさん停まってるのを見るとお台場って基本的には工業地帯だなぁと実感する。雰囲気のある水門の近くで、地元のおじさんたちが談笑しながら釣りをしていた。空を見上げると羽田空港を飛び立つ飛行機。


アキ・カウリスマキ監督の映画に使われた音楽を集めた『Juke Box : Music In The Films Of Aki Kaurismaki』を聴く。久しぶりに聴いた。良いなぁ。曲自体は決して暗いばかりではないのになんなのだろう、この寂しい感じは。そしてその寂しさが癖になる。


夜になり、仕事も終わり会社へ戻る車の中で、MichaelNymanの映画音楽をまとめた『フィルムミュージック ベスト オブ マイケル・ナイマン』を聴く。nymanの曲の中でもとても好きな『if』という曲を繰り返し流す。夜の首都高、街の灯りの中を走るとなんだかその景色と重ねて聴いてしまう。


日曜。洗濯物や布団を干してから娘と自転車を乗る練習に行く。補助輪を外して練習するという。こんな早く練習するもんだっけかなと思ったけど、幼稚園の友達もすでに補助輪無しで乗れる子もいるらしい。


最初なので、当然だけどまずちゃんと乗れない。ユラユラとして倒れる。後ろから自転車を支えてサポートしてあげつつ、ひとまずは自転車を漕ぐことに慣れさせる。こればかりは確かに理屈というより『慣れ」でしかない。もっというなら『身体が慣れる』ことを待つのみ。どういう練習がいいのかいまいちわからない。とにかく後ろでサポートしてあげつつ、なんども繰り返し自転車を走らせる。これで良いのかなぁと思いつつ、繰り返す。娘は頑張って乗ろうとしていた。


自分はどうだったっけな?いつ頃練習したか覚えてない。おぼろげな記憶では、近所の空き地で父親と兄と練習をした覚えがある。坂道があり、そこを下りながら練習していた。転んだ記憶はなく、苦戦した記憶もない。わりとスムーズに乗れたような気がする。その空き地は今はもう無く、スーパーになってしまっている。


娘の初日はまったく乗れないまま終了。まぁコツコツだろう、これから。


その後、娘が昼寝をしている間に少しだけ仕事にでかけ、夜はスタミナをつけるという嫁の希望で焼肉を食べにでかけた。池袋の焼肉屋『ちからや』の店主さんとは顔馴染みになりつつある。娘が生まれる前からしばしば行かせてもらっている。この時期は送別会シーズンで忙しいらしい。娘は「何歳?」と聞かれると恥ずかしそうにして「4歳で次は5歳」と答える。


日曜は晴れて気持ちよかった。桜の蕾が膨らんできていた。でも、月曜の夜は少し肌寒く、今朝も寒かった。