東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『乗れるようになっていた』

tokyomoon2015-03-26

嫁の体調が悪く、昨日は代休を取り朝から娘と過ごす。自転車の練習で公園へ。前回がまったく乗れず、まぁ、いろいろこれからだなぁと思い練習を始めた。


乗れるようになっていた。助走のところだけ後ろで押さえて補助をしてあげると、自分1人で走ることができる。もちろんまだフラフラとするのだけれど1分以上は走れていた。


多少、慣れはあるだろうと思ったけれど、まさか2回目の練習でこれほど上達するとは思わなかった。子供の身体の記憶というのか、そういうものは驚くなぁ。そして自分はいつ頃にこうやって乗れるようになったかなど思い返してみるのだけれどやはり思い出せず、小学生の時には補助輪無しで走っていただろうくらいの曖昧なものなのだけど。なんにせよ、これからはさらにバランスよく乗りこなせるようになってもらい、やがては公道でも走れるようになればと思う。


嫁が体調悪くそれで少し神経質になっている部分があり、それは僕も分かっているのだけれど、それでも苛々してしまうところがある。夕方まで寝ていた嫁が起きてきて、僕としては納得のいかないことをしたのでつい怒鳴ってしまった。おそらく嫁にも悪意はないのだろうけれど、それは、わかっているけれど。


夕食のカレーを、ひとまず娘と2人で食べる。自転車練習の後、嫁の体調回復を考えて娘と2人で作ったカレー。娘はニンジンを切るのを手伝ってくれた。新たまねぎを娘と2人でじっくりと飴色になるまで炒めた。「飴色って茶色?」と娘が聞いてきた。たまねぎの甘い味がちゃんとするカレー。美味しく食べていると、ふいに娘が「大丈夫かなぁ」とつぶやく。子供は見ている。ちゃんと見ている。「おかーをいじめたら、おとーをぶっとばすからねー」と少し笑顔で言ったので、「ああ、わかったよ」と僕は答えた。しっかりせねばならぬのだなぁとは思うけど、まだまだいろいろ僕も未熟なのだ。


僕はその後、どうしても行かねばならぬ仕事があったので、家を出た。帰った時には娘も嫁も寝ていた。カレーは少し減っていた。嫁も食べてくれていたようだ。