東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『ミサイルと台風の狭間で』

tokyomoon2017-09-17

先日、少し早く仕事で出かけたとき、電車が遅れていた。何かの事故かと思ったら『ミサイルの発射による影響』とのこと。


よもや、こうやって生きている時代に『ミサイル』が電車遅延の理由となるとは。政府の異様な煽り方や、ここぞとばかりに解散を匂わすやり方。こういう風にあらゆるものは政治的な手段になるのだなぁと嫌な気持ちになる。


そんな最中、我が家のネコで、1番チビの『どじょう』が行方不明になっている。娘が友人たちに、飼い猫がみたいとせがまれ、家から連れ出して見せていたときに、ふとした拍子に『どじょう』が逃げ出してしまったらしい。子供達は猫を捜索しようと、虫取り網を持ち出し、大声で探し回ったらしい。むしろそんな風に探したらびっくりした猫は余計引っ込んでしまう。最近、『どじょう』は家から脱走をはかり、家の周りをチョロチョロ遊んで、一日経ったら帰ってきたりもするが、友人の家はうちから少し離れていて、車通りもある少しだけ大きい道路も挟んでいる。似たような住宅街の中で、とはいえ、猫の足では少なからぬ距離がある。


その日、娘は自分がしたことに責任を感じてショックだったらしいが、翌朝はわりと普通だった。他の飼い猫たちは普段通りだし、どこか1匹不在であることが非現実過ぎて、実感が伴ってないのかもしれない。


仕事終わりに、この辺りで逃げたはず、という付近を歩いてみる。長年住んでいる町だけど僕でさえ知らなかった路地は多く、どこかに迷い込んでしまっては、なかなか何ブロックも離れている家までは戻ってこれないだろう。


3日ほど経つがまだ帰ってこないし、台風が近づいてしまっている。


まずは無事でいてくれたらと願うばかり。