東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『大雪が降った翌日に』

関東内陸と東北で大雪になるというニュースは聞いていたけれど、東京では降らないだろうと思っていたら、驚くほど雪が降った。やけに冷えたし。少し家族で外を歩いたけれど、明治通りは雪のせいで少々大変なことになっていた。家の目の前を走る明治通りは傾斜があり、そこで車が雪でスリップしていた。別の車はスリップしてしまってどうしようもならないようで、運転手の人が外にでて立ち往生していたし。にしても大雪。娘子は雪を見ると楽しそうに笑う。電車もダイヤが乱れたようで、諸々混乱もあったようだし。成人式から遠く離れて。翌朝にはすっかり晴れたけど。


引き続きバタバタしており、やはり年賀状には手がつけられない。もはや『年賀』というくくりでまとめるのは諦めたので、それとは別の形ではがきを送ろうと思案している。不義理はまずい。必ず出そうとは思う、が、これほど遅れて出すのは、それはそれで無礼なのかもしれない。


脚本の方は、監督に委ねたものの、作中に出てくるバンドの歌の歌詞を書く必要が出て来て、それを作業した。歌詞なんて書いたことがなかったけれど、作品の根底に通じるテーマとどこかで繋がっている方がいいということもあり、僕が書かせてもらうことになった。歌詞はいろいろ難しい。文字数とか語感とか意識せにばならぬから。それでも救いは、まず歌詞先攻で書かせてもらい、そこに音をはめるという順番になったことか。楽曲ありきでそこに歌詞をいれるなんてことになっていたら、かなり難しいのだろう。やったことがないのでまったく想像できない。ひとまず、出来うる限り、作品の根底にあるものを意識しつつ、それでいてくだらなさもいれて書いた。その詞からどんな音楽をインスパイアしてもらえるのか。自分の詩が曲になるなんて本当に未知の経験。どんな曲になるのだろう。


で、脚本を書く為に参考にかりたDVDを返却しなければならなかったことをすっかり忘れてしまい、1日延滞してしまった。まぁ、自業自得なので返却に行ったところ、大雪のせいで昨日のTSUTAYAの営業時間が18時閉店と大幅にショートになっていたため、返却できなかった人が多かったようで、昨日1分の延滞金は不要となった。これまた滅多にない経験。


そして、この国ではまた1人、昭和を見つめていた人がお亡くなりになった。少しずつ姿を消して行く昭和の面影。