東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『さらばスタンド』

高校時代から使用していた電気スタンドが壊れた。接触不良かもしれないが、一度バラしてみたものの復活の兆しなし。電気スタンドの寿命がどの程度なのか判らないものの、ずいぶんと長持ちした気がする。

大学時代、北海道にも持って行った。寮の部屋は2人部屋で、夜は中央にある電気を消して自分の部屋のスタンドの電気をつけて本なんかを読んでいた。手作りで営んでいた演劇部では、青いゼラを巻いて袖の移動用のライトや、調光卓操作用のライトとしても使っていた。最近は夜に娘子が寝るまでに昔話の本を読むためにいつもつけていた。ずいぶんと長い間、灯してもらった。持ち物が壊れる時というのは、どう接していいのかも判らないけれど、擬人化して愛おしむなんていうのはやはり違うようにも思う。電気スタンドは電気スタンド。だけど、本当に世話になった。心底感謝。ありがとう。

土日は諸々あって出勤。で、土曜の夜に『東京の果て』に出演してもらったYちん、Iさん、Dさん、そしてスタッフのSさんと五反田で会って飲む。舞台をやったのがいつだったかもうすっかり忘れてしまったのだけど、どうやら出会ってから10年くらい経っている。すでにYちんやIさんは36歳だというのだからずいぶんと年を重ねた。待ち合わせは、19時50分に五反田駅改札と決めていたのに、誰も集まらず、1人待っているとすでに三人が店に入って先に飲んでいた。そういうルーズさもありの関係。気楽でいい。

まぁしんみりというよりも飲みは終止くだらない話ばかりをしていた。すでにいい大人であるはずのYちんとDさんは、酒が進みすぎてとても口外できないような話を口にし始めていた。まったくこういう『ここだけの〜』みたいな話が漏れてどえらいことになるというのに。

で、それとは別に、飲んだ五反田のお店はレバ刺しが出て来た。一応、若干炙ってあるようだけど、そもそも出していいのだろうか。だけど、レバ刺しは美味い。2皿注文していた。楽しい酒宴。

それと、五反田駅で見つけた看板。この世界観よ。