東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『眠気と映画』

朝4時半起床。ホテルの窓の外を見ると、日が少し出てきているが、山や町はまだまだ暗く、輪郭がうっすら見える。

車で移動を始めると、一気に明けてきて、日差しが強くなる。容赦ない夏の暑さ。9月よ、一体何がどうした。仕事先の近くに海を見下ろせる高台に神社があり、そこへお参りに。ただ、本殿は徒歩でいうと15分程度、山登りをしなければならないらしく、手前の社でことを済ます。近所の猫が境内でのんびり寛いでいた。地元の人も朝の散歩に来ているようで、神社にお参りに来ている。この山道を毎朝歩いていたら、気持ちいいだろうなと思う。

出先での仕事を終えて、午後は都内へ向かい運転。スタミナの問題だろうが、早朝から起きているので、途中で猛烈な眠気に襲われる。サービスエリアに少し立ち寄り、背伸びをするだけで、気分も変わる。

夕方、無事に都内に到着。さすがに少し一息と、車中で目をつむると、1時間以上、爆睡。起きだして、ふらふらと移動。会社には戻らず、家の近くの駐車場に車を停めて、喫茶店に行き、メール、諸々。21時手前。喫茶店を出て、コンビニで買い物。家の近くのセブンイレブンに、インド系の彫の深い造形のアジアの方々が働かれている店がある。おそらく近隣にその方々のコミュニティがあり、アルバイトに集まっているのだと思う。まだ慣れない手つきの男性がレジに立つ。「ジューシーメンチカツと揚げ鶏」を注文。できるだけ丁寧に伝えたつもりだが「メン、、アゲ、、」とやや困り気味。そりゃそうだろう、異国の地で、なぞの商品名の異国の料理。それを探すだけでも大変だろう。日本語で対応できるだけでも、自分にはできない凄いことだなあと思いつつ、むしゃむしゃとメンチカツを食べながら帰宅。

さすがに猛烈に疲れた。シネマ下高井戸でホン・サンスの特集があることや、佐藤真監督の特集を上映することを教えてもらう。ああ、観たい。ビクトル・エリセの新作も見逃したし。最近、まったく映画を観れていない。帰宅しても観る気力も湧かない。この日に関しては筋トレする気力もでず、あっという間に眠りに着く。