東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

当然とある資本主義

■ 最近どうも目が痛い。コンタクトを着けられなくなった。だけどコンタクトのせいというわけでもない気がする。朝起きた時点ですでに少し目が痛くて、コンタクトを着ける気にならないから。仕事が夜勤の時はついつい夜遅くまでパソコン画面を見ているので、夜勤明けは特に目が疲れている。体が少しづつ昔と変わってきている気がする。老化というほど年を重ねているわけではないので老け込むには早いけれども、2年位前から花粉症になりかけているようだし、そういったことから自分の体の変化を感じて嫌な気分になる。体脂肪率は20%を超えているし。

ウクライナの大統領選挙がもめていたのは先週だが、毎日新聞の社説(http://www.mainichi-msn.co.jp/column/shasetsu/news/20041128k0000m070097000c.html)を読むと、選挙の裏にある大国の影を感じる。国際社会と言われて久しく、もはや自国のことだけを考えて行動をとろうとすることは難しい世の中。まぁ北朝鮮はえらくわがままではあるけれども。どうしても2次大戦以後、発展の遅れた小国は、大国の動向にいろいろ左右される。冷戦のことはよく知らないけれども、今でもアメリカとロシアとの確執はこういった形であぶりだされる。当然といえば当然の話しながら、この世界には日本のような資本主義の存在しない国は多くあり、まさにウクライナがそれで、今が資本主義を選択するかどうかの分かれ目といった具合なのかもしれない。資本主義ですら絶対ではない。かといってでは何があるのか?という疑問もあるものの、経済のことはまったく分からない。で、そんな中でこんな日記(http://d.hatena.ne.jp/F-I/20041129)を読んで資本主義という、この日本ではすでに当然のことを、当然だからこそ何も考えずに生きている自分に駄目だなと思う。もっともっと見つめる必要があるわけだ、当然だと思われていることでさえ。

■ ハルナがBBSに書いていたからというわけではないんだけれども、映画はよく見ている。でも多分それほど多くない。映画とか好きな奴はどうやら年間200〜300本みるらしいから。2日に1本でも追いつかないね、それは。僕はせいぜい1週間に1本程度だから。金もないし。金と時間があればなぁ。もっと見ている。映画は好きだ。かつて東京で芝居の勉強をしていたとき、教えてもらっていた先生が「いい芝居を沢山見たほうがいい」と言っていた。それこそ目いっぱい見ろと。その通りだと思う。だから見る。映画は本当に一杯やっているから、東京は。東京には東京の良さと悪さがあるんだろうけど、映画や芝居がいっぱいやっているのはすごい良いとこだと思う。

■ お勧めと言われると困るけど「笑いの大学」も「2046」も面白かった。方向性は全然違うけど。楽しい感じになりたいなら「笑いの大学」を薦めるかな。「2046」は決して木村拓哉の映画ではないよ。宣伝は完全に日本人向け。最近見て面白かったのは松尾スズキ監督の「恋の門」だけど全国ロードショーではなかった気がする。ジュード・ロウ主演の「スカイキャプテン」が見たい。でもレンタルでも良いかなとも考えている。冒険活劇が好きなんだ。ただアメリカではコケたようで、いまだに制作費も回収できておらず、経済オタク山本一郎的に言うと非常に香ばしい按配らしいけれども。日経エンタテイメントという月一で出版されている雑誌にダウンタウン松本人志が映画コラムを書いている。全国ロードショーされる規模の映画について書いてあり、僕はこの連載は見ます。とはいえ、好みは人それぞれ。明日は1日映画の日だし、せっかくだから映画館に足を運ぶのもいいかもしれない。僕は絶対行く。