東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

埼京生活『風邪予防いろいろ』

■ 暖かい一日だった。風がとても気持ちよかった。


■ 久しぶりに稽古場に行ったらマスクをしている人が数名。演出のM君曰く週末に稽古場内で風邪が流行ってしまったとのこと。インフルエンザなどの重い病気の人はいないらしいのだけど、こういう寒い時期の稽古はやはり大変だなぁと改めて思う。それにこれから春先にかけては花粉も出てくる。僕も花粉症だけど、まだ症状はそれほど酷くない。役者で花粉症が酷い人は大変だろうなと思う。くしゃみをしたり、鼻水をズルズルだしながらじゃ芝居も何もあったもんじゃないだろうから。健康管理は役者の仕事だとは思うけど、まぁ引いてしまうときは引いてしまうもんだろう。


■ 役者さんから怖い話を聞いた。インフルエンザは鼻や口からだけではなく目からも感染するそうな。目が乾いていると目のとても小さな穴からインフルエンザの菌が侵入しやすくなるらしい。だから瞬きを多くしたり目薬を点すなどして目の水分を十分に保つことがいいそうな。なあるほど。


■ 僕の風邪予防は鼻うがい。鼻うがいをするようになってから風邪を引かなくなった。最初はやはりツーンとして痛かったけど慣れれば平気になってくる。人によっては塩水やお茶で鼻うがいをする人もいるらしいけど僕はそこまではしない。水でする。鼻うがいとはいっても必ず鼻から吸った水を口から出さなくてはならないわけではなく、鼻の中をすすいで再び鼻から出すだけでもいい。かげわたりのギターの鈴木君から聞いた話では、両手で掬った水を鼻の近くに持っていき、鼻から息を吐くことで舞い上がる水気を鼻に吸い込み、鼻の粘膜を濡らすだけでも十分効果があるとのこと。まぁ、人によっては鼻炎になる可能性もあるので、それぞれ工夫をしてやってみるのがいいと思いますが。


■ そういえばこの芝居の稽古に参加し始めの頃、咳が止まらなくなったことがあった。夜、寝てるときに急に咳が出て目が覚めてしまうなんてこともしばしば。あまりにも咳が止まらなかったのですごく不安になったけど、最近になって出なくなった。どうして咳があんなに出たのだろうと原因を探ってみたけど、いまいちよく判らない。判らないから余計に不安になる。ある役者さんにその話をしたところ、久しぶりに身体を動かした人は肺の機能が少し鈍っている場合があり、それが原因で咳が出ることがあるとのこと。なんのことはない。単なる運動不足だった。最近、稽古にも慣れてきて、やっと身体を動かすことに慣れてきたから咳もでなくなったのか。しかし運動不足とは。役者にとってはとても恥ずかしい原因です。