東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

埼京生活『ライブとおしゃべり』

■ 26日(日)。芝居の稽古が15時半からだったので渋谷のライブハウスであったかげわたりのライブに行く。天気は雨。かげわたりのライブを見に行く時はなぜか雨が多い。考えてみれば『東京の果て』の時も雨だった。これはかげわたりメンバーの中に雨男雨女がいるのか。いやはや。で、ふと冷静に考えて雨男候補にもう一人加えなければならないのではないかと気付いた。ライブにもしばしば顔を出しており、『東京の果て』の現場にもいた男がいる。それは俺じゃないか。


■ ギターの鈴木君が加入し新体制になったかげわたりのライブを初めて客として観た。『東京の果て』で演奏してくれた『in the park』『ひねもすべからくねーの』『ラストシーン』もやっていた。またあの時とは違った感じに聞こえてくる。音楽に関してはまったくの素人なので印象としてでしかないのだけど演奏に厚みが出てるというか、勢いがあるというか、どんどんよくなっている気がする。5人の息が合っているように感じる。練習、セッションを積みかさねた賜物なのではないか。何より楽しそうに演奏しているのがいいなと思う。


■ 『光を背に』という曲はとても淡々としたピアノの演奏にギターやベースが次々と入ってくるのだけど、そのときの鈴木君のギターがカッコよかった。なんか曲を演奏するというより弦を叩いてノイズを発しているという感じなんだけど、それが淡々と演奏されるピアノとあいまってかっこいい。クライマックスに向かってどんどん他のパートの音は激しさをましていくんだけど、ピアノだけは最後まで淡々としている。静と動が混濁している感じ。どこかでこの感じと同じ印象を受けた覚えがある。映画『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』だ。まぁ、これは僕個人の印象だけど。


■ ライブ終了後、しばしメンバーとしゃべる。それから町田へ。まだ少し稽古まで時間があったので町田にあるブックオフに寄り道。やたらと在庫のあるブックオフだ。目移りしてしまう。いくつか文庫本を購入。と、携帯にメール。それは芝居の演出M君からで都合により15時半からの稽古が中止になったとの知らせ。なんと。ただM君と数人の出演者は13時から芝居の中にあるダンスシーンの部分練習をしており、その稽古はまだやっているとのことなので、このまま帰るのもなんだなと思い、ダンスの稽古を見学に行く。


■ 僕と同様にすでに町田へ向かっていた役者もいたようで、稽古場にはチラホラ役者の人たちが集まった。ダンスの稽古がひと段落ついてから、みんなでいろいろとおしゃべり。なぜか自分の身体自慢大会に。身体がやわらかい。指の第一間接だけ曲げられる。まゆげだけものすごく動かせる等。お芝居とは関係ない話で盛り上がる。それからみんなで夕食を食べに行った。稽古は出来なかったけどそれはそれで楽しかった。