東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

埼京生活『犬の名前を持つ役者』

■ いい天気だったので、窓や玄関を開けっ放しにして家の中を掃除した。掃除機をかける。衣装で使った服などを洗濯する。靴を洗う。風呂も洗う。布団を干す。思いつくままにいろいろやってみる。掃除は気分転換になって楽しい。部屋もきれいになるし。


■ それから窓を開けっぱなしにしたまま、毛布をかけて昼寝。直接部屋に入ってくる日差しが心地よかった。でも、小一時間ばかりして起きたら身体が冷えていた。夕方になるとまだ少し寒い。身体が冷えたので、ちょっと早いのだけど風呂に入ることにした。浴槽に本を持って行って1時間くらいゆっくり入る。最近、こういう風呂の入り方をしているのだけどこれ楽しい。汗をかくのがいい。メガネが曇ることが難点。


■ 『GyaO』で配信されているケラリーノ・サンドロヴィッチ脚本・演出の『おいしい殺し方』の第一話を見る。たまに挿入される登場人物が自分の心情を告白するコメント風のシーンがなんとなくウディアレンの作品を連想させる。ケラリーノ・サンドロヴィッチさんが主宰をしている劇団『ナイロン100℃』の役者さんや小劇場の役者さんがチラホラ出演していた。料理教室に通う主婦の役で出演している犬山イヌコさんがなんだかずいぶん年をとったようにみえた。まぁ主婦の役なのでそういうメイクをしているのかもしれないけど。ナイロン100℃の『ウチハソバヤジャナイ』、『カラフルメリィでオハヨ』や『フローズンビーチ』などの作品ではどっちかというと子供のような役を演じていて、僕にはそういう役の印象の方が強いのでおばさんの役をやっている犬山イヌコさんはなんだか少し意外な感じ。でも先日までやっていたドラマ『時効警察』のケラさんが脚本の回に犬山イヌコさんが出演していたときも役は確か、どこかの料理屋のおかみさんのような役をしていたか。ドラマでの役回りは『おばさん』と『料理』を軸にしているのか。


犬山イヌコさんはかつて犬山犬子と表記されてあり、いつだったかホームページかどこかに『犬山犬子犬山イヌコに改名しました』と書かれてあったのを覚えている。そういった微妙な芸名の変更も本人や関係者にとってはなんかしらの意図があるのだろうけど、なにせ『いぬやまいぬこ』だからなぁ。思い切った芸名ですよ、これは。これほど犬が際立っている芸名もそうはない。でも、最初に僕がこの名前を知ったのは芝居じゃなくてテレビアニメ『みどりのマキバオー』という競馬馬が主人公のアニメだったんですよね。マキバオーという主人公の馬役の声優が犬山イヌコさんだったのだけど、もう馬なんだか犬なんだかどっちなんだってすごく思った記憶がある。まぁどうでもいいことなんですが。