東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『農耕民族は眼が悪いのか』

夏の雲と屋根

■ 暑い一日だった。22時を過ぎてやっと落ち着いてくる。それと月がえらく明るい。雲を照らして、いい具合の空模様。


■ 仕事はまたもや細かい手作業。延々と続ける。細かいものをずっと見ていたせいか目が疲れる。で、左目に猛烈な痛みが走る。こういう時、コンタクトは辛い。職場の人にも『目が赤いよ』と指摘される。充血していた。


■ で、その時、日本人は結構目が悪い人が多いのではないかという話題がでたのだけど、その点に関して職場のある方がこう言った。「日本人の目が悪いのは農耕民族だから。狩猟採集する民族だと目が良くないと狩りができないけど、日本人はその必要はなかったからあまり目が良くないんだよ」。聞いたその時は、なるほどなぁと思ったけど、よくよく考えてみるとこの意見は少しおかしい。確かに農耕民族より狩猟採集民族の方が狩りに必要な眼を持っているような気はする。だからってそれは狩猟採集民の人たちは眼がいいかもしれないって憶測にはなっても、農耕民の目が悪い理由にはならない。まぁ、日本人は目が悪い人が多いっていうのも漠然とした印象でしかなく、統計学的に調べたわけではないし。ただ、こうやって今現在起こっている事象を別の角度から検討してみると、異なる発見があるような気がして面白い。


■ 以前、芝居を一緒にやったM君から明日ある芝居を一緒に観にいきませんかと誘われた。今は芝居熱が上がっているので、是非行きたいところだけど生憎仕事。仕事がある時はどんなに早くても21時以降しか動けない。これが以前の職場だったら、と、たらればなことも考えてしまうが、そんなことは何の意味もない。今の仕事から学ぶことは多い。終わりの時間が遅いことも苦にはならない。


■ 今日は他にもやけにいろいろな人から連絡を貰う。高校時代の同期であるHくんからは吉田戦車の文庫本『吉田自転車』が面白いですよとお薦めされた。はたまた大学時代からのある友人からも久しぶりにメールがきた。どんな仕事に就いたのかと聞かれたので、返事をしつつ、その友人の奥さんがそろそろ出産予定日だったはずなのでどうなっているのか聞いてみると、このお盆にも生まれるのだという。それはめでたいことだと思うが、それにしてもまた友人がお父さんになるのかぁ。これはいつになっても不思議な感じだなぁ。


■ で、まだ左目の痛みがとれない。いてえ。