東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『週末のこと』

■ 4月最後の日はすごくいい天気だったのに、また今日は雨だった。寒いしよく判らない天気が続く。


■ 29日(日)。渋谷に『東京の果て』でスチールを撮ってくれたTくんが主宰をしている劇団の芝居を観にいく。ずいぶん前にこの劇団の芝居に役者で参加したことがある。自分が出ていた芝居よりも僕は今回の方が好きで、その旨をTくんや脚本を担当しているAさんに言ったら「それは僕の演出が駄目だってことですね」とT君に言われた。僕が出た芝居はT君が演出していたのだけど、今回は別の人が演出をしていたのだ。いや、そういうわけじゃないんだけども、と否定しつつも、じゃあ、何がどう違って、どこが好きだったのか、その場ではよく判らず、電車に乗って家路に向かっているときに、なんとなくだけど、台詞と役者の距離感が程よく付かず離れずな按配で、それが僕には心地よかったのではないかと思った。


■ 実は、この週末に、T君とは別の知り合いが出ている芝居があり、僕が空いている時間的にどちらか片方しか行けない状態で、いろいろ考えた末、T君の芝居を観ることを選んだのだけど、それはそれでやはりもう一方の人には申し訳なかった。ほんと、申し訳ないなぁと思う。


■ 30日(月)。夜、冨江君と会うために池袋のある稽古場に行った。そこはかつて『東京の果て』の稽古で何度も通った場所で、今は、住んでる家から歩いて行ける距離にある、なんとも縁のある稽古場。見学とはいえ、久しぶりに演劇の稽古というものを体験できて楽しかった。稽古を見ているといろいろと刺激を受けるし、面白いことがたくさんある。人の動きを見ることで、身体についていろいろ考えることが浮かんでくる。ただ、それよりも、単純に、人が集まって身体を動かし、しゃべることが稽古の面白さなんだなぁと思う。


■ それから池袋のファーストキッチンで家常さんや冨江くん、照明のSさんと、このほどかげわたりのマネージャーになったMとあるイベントの打ち合わせ。いろいろと僕自身がバタバタしているものの、やれることをやれればなと思う。この件に関してはいずれ詳細をどこかで。いやはや。