東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『80%、似てる』

■ 最近の電車移動のお供は青山真治さんの『ホテル・クロニクルズ』(講談社文庫)。こういう作品が小説という形で出版されるのは、なんといいますか、素敵だなぁと思う。小説は叙述だ、と以前、どこかで誰かが言っているのを読んだけど、まさにこの短編集はその言葉を裏付けている。また別の人が言った言葉を引用するのならば、『なにを、どう』ではなく『どう、なにを』とい考え方。刺激受けるなぁ。


■ 人は誰かに似ているものなのか。ここ最近、僕はある俳優に似ているといろいろな人から言われる。まったく方面の異なる友人知人5名程から、『○○に似てるよね』と言われたので、これは偶然ではないのかもしれないと思い始めてきた。職場の上司からは『80%、似てる』という理解が難しい評価を頂いたし。まぁ、似てるからといって得することは一つもないけど。ちなみに以前、我が母から言われ、僕自身も『に、似てる』と思った前いいとも青年隊の男子の件は、しばし友人たちにその旨を告げてみるも、誰一人賛同を得ることができないでいる。似てる似てない以前にみんなその男子を知らない。


■ と、文章を書いている最中に大学時代からの友人から電話がきた。少しだけどいろいろ話す。お互いにいろいろある。友人の、声を聞くのは、本当にうれしくなる。僕は自分勝手なので、あまり自分から電話やメールをしないけれど、電話やメールをもらうのはすごくうれしい。