東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『花する』

tokyomoon2008-04-30

■ 携帯メールで『ストイック』と打とうと、『スト』まで入力したら、変換候補の単語の2番目に『ストイコビッチ』と出てきた。『ストイコビッチ』とメールで打つことは僕の人生でそうあることではないと思う。まぁ、『ストイック』もそれほど使わない単語だけど。


■ 昨日は久しぶりに一日休み。昼過ぎまでぼんやりとした後に、コンタクトレンズの替えをもらうため銀座のコンタクト屋へ行く。祝日だったからなのか銀座はえらくにぎやかだった。それと天気が良くて暖かい。上着を着ていったら汗ばむほど。周りを見ると半袖で歩いている人もいた。

コンタクトの諸々を終えてから、重松清さんの本を買おうと本屋へ。カタカナの谷川さんに教えてもらったニュータウンを題材にした重松清さんの作品を探そうと思ったのだけど、タイトルを失念。本を見れば思い出すかと思ったけど、重松さんの棚に並ぶ本のタイトルを見ても「これだ!」という本がない。ならば、数冊選んで買っても良かったのだけど、なんとなくそれは止めて、全然関係ない前田司郎さんの小説『グレート生活アドベンチャー』を購入。喫茶店で読み始めると止まらなくなってしまい、40分ほどで読み終わる。面白いス。


■それから池袋まで戻る。かげわたりの面々や谷川さんとある件で話しをする。いろいろと面白いことをやれそうな企画があり、それの会議というか、雑談のようなもの。その企画で自分がやりたいことをしゃべったり。うまいこといって楽しいことになればいいなぁと思う。もちろん楽しみつつも、自分がやりたいことをやっていくためのきっかけになればと思っている。


それで、かげわたりの面々とも会ったのだけど、かげわたりはかげわたりでいろいろと変革の時がきているらしい。メンバーとは友人ではあるけれど、活動に関しては部外者である僕には多くは口出しできない。ただ、変化していくことをプラスに考えてかっこいい音楽を作っていってもらえたらと思う。友人として、一ファンとしてそう思う。


■ 話し合いが終わってから、家常さんと谷川さんと3人で別の喫茶店へ移動して、そこでまたいろいろと話しをする。主に小説について。いろいろと話すのは面白い。話して面白いのは、家常さんと谷川さんと僕の間に違いがあるからだ。その違いを話すことでいろいろ気付くことがある。考えることがある。それが面白い。こういうおしゃべりは久しぶりだったのですごく楽しかった。


■ そういえば谷川さんに会った時、重松さんの作品のタイトルを聞いたら『見張り塔からずっと』だと教えてもらった。しかし、このタイトルに覚え無し。変だな。それで今日、調べてみると、僕はずっと重松清さんの『世紀末の隣人』という本を探していた。そっちは小説ではなくてルポルタージュらしい。なんでまたその本と勘違いしたかは不明。


■ 夜、家常さんと谷川さんと別れてから家まで歩いて帰る。その途中、メールで『話す』と打とうとすると『花する』という単語が変換候補として出てきた。そんな言葉があるのかどうかはよく判らないけれど、何か不思議な響きのある言葉でいいなぁと思えた。