東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『it is written』

ふとした時にまわしていた8mmテープ。現像およびテレシネに出していたそれを取りにビッグカメラの窓口へ行ったのだけど、返ってきた言葉は「何も映ってなかった」だった。感光とかではなく、もっと根本的に、何も映ってなかったという。どうしたことか。

残念だ。正月に実家に帰ったときに、雑煮を食べる父や母や兄を撮ったり、どこか出かけたときにふと気になったモノを撮っていた、つもりだっただけに。8mmの現像はビッグカメラに頼むとシステム上、約一月待たされるから、それもまたショックを大きくしやがるし。まぁ、自分のせいなのだけど。


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それでしょげたので、美味しいものを食べねばと、前から気になっていたサンシャイン通りの裏手にあるハンバーガー屋『EAST VILLAGE』に行ってみる。モッツァレラバーガーなるものを注文。うましうまし。添え物のピクルスもうましうまし。

夜はシネ・リーブル池袋で『スラムドッグ・ミリオネア』。レイトショーなので1200円。得した気分になったのは、最近、もっぱらレイトショーといえば新宿のシネコン(バルト9や松竹ピカデリーなど)で観ていたのだけど、そちらはその時間帯も通常料金だったから。映画館それぞれで営業も異なるのですな。

映画の冒頭で提示されたクイズの解答が、ラストに示される。『it is written』。やはり、あれだ、つまり、宝くじは買わなければ当たる可能性は0%ってことで、当てたいならばまずは買えということで。主人公は、あらゆる局面で、必ず、行動する。サインをもらうために、肥溜めに飛び込んだときから、ずっと。それは、0%からの飛躍。そこから先がどうなるかは別の話。


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で、以下、しょげた気分を挽回させるためにした一覧。

ムービープラスで放送していたので『ビッグフィッシュ』を久しぶりに観る。いい映画なので、泣く。もっと世の中にシミュラークルを。

ボーリングへ行く。隣のレーンで、マイボールにユニフォーム姿でプレイする紳士淑女が。恐ろしいほどに回転をかけるボールでストライクを連発。それを横目に111。ゾロ目ゾロ目。

バッティングセンターへ行く。早めに野球を辞めて正解だったと改めて悟る。