東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『まさかの寒さなど』

まさかの寒さ、だ。若干、みぞれ混じりの雨が降っている次第。4月中旬とは思えぬ。

15日(木)。仕事後に友人のおさむんと会う。本来ならば21時頃に会おうかという話をしていたのだけど、僕の仕事が予想よりも遅くなってしまい、結局池袋で合流出来たのは23時過ぎ。申し訳なさ過ぎる。それで、食事でもしようかと池袋をウロウロ。互いに「なんでもいい」となるとかえって決まらぬものだし、ここにしようと思ったら24時閉店23時半ラストオーダーなんて店が多いので余計にままならぬ。気が付けばウロウロして15分以上が過ぎていた。やっとこさ見つけた韓国料理の店が個人的にはヒットで、諸々大変美味しく頂きつつ、いろいろ話す。
せっかくなので犬でも見る?と半ば強引に家まで来てもらう。僕のせいで夜遅くなったのによくよく考えると申し訳ないことをしていたかもしれぬ。おさむんを見送るついでに犬と夜の散歩。さすがに0時を過ぎると雑司ヶ谷付近は人気もない。

佐藤友哉さんの『子供たち怒る怒る怒る』読了。『1000の小説とバッグベアード』以上に過剰な描写も多く、小説とはいえ読むのをためらいそうになったところもありつつ、例えば『子供たち怒る怒る怒る』のクライマックスでは、グロテスクな描写ながらも(だからなのか?)読む速度が加速していくような興奮があり、全てを更地にしようとする少年の決意には、なんというのか胸熱くなるというか、なんともいわれぬ快感を感じてしまう。

それにしても、首都東京。画像は見づらいながらも地下鉄東京メトロの案内表示盤。1分後に次の電車が来るってのはいったいどういったダイヤなのだ。恐るべし東京交通網。