東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『迎えなど』

朝起きたら10時で、完全なる遅刻をする。言い訳を考えるも浮かばず正直に電話。年に1、2度くらいこのようなヘマをする。


暖かくなるのかと思いきや、冷たい雨が降る夜。
僕の実家に行っていた嫁氏と娘子と猫みぞれを迎えにレンタカーにて実家へ。先週の木曜から行っていたので6日ほどのショートステイ。話を聞けば、母と3人でいろいろ出かけたらしい。父と母の孫に対する愛着は大したもので、世に言う『溺愛』を実感する。6日とはいえ、それは父母にとっては貴重な時間であったはず。確実に『訪問客』ではなく『共に暮らす』間柄になれたわけで。だから迎えにいった時は少々(どころではなかったかもしれないけど)寂しそうで、本乙に申し訳ない気分になる。車に乗って出発しても、見えなくなるギリギリまで母は手を振っていた。そういうのを見ると泣ける三十路の私である。


カネコアツシ『SOIL』
漆原友紀『水域』
Library tapes『Like green against a blue sky』
瀬田なつき嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん

例えばビルから飛び降りた若者が空を飛ぶ、というようなことは実際にはきっとあり得ないのだろうけれど、映画の中で、それは表現として存在してもいいと思う。表現の飛躍。映画の中に、マンガの中に、どこにも飛躍はあっていい。それにしても『嘘つきみーくん〜』の鈴木京香は、どう考えてもアンジェラ・アキである。