東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『放置放置』

気が付けばまた2週間ほど放置。仕事の忙しさがまずあり、それが少し落ち着いても、じゃあブログを書くかというほどテンションがあがらない。その代わりに娘と遊ぶ。で、先週は風邪になりかけてしまい、それが娘子にうつらないかと戦々恐々。寒さもあって鼻水はでるも、今のところ大事に至らないのでほっとしている。が、その代わりに嫁氏がダウン。土曜はそれで娘子の子守り担当に。日曜は、嫁氏に復調の兆しが見えたので、3人で鬼子母神の『手創り市』へ。鬼子母神の近くの美味しい蕎麦屋なども堪能するも、嫁氏の体調が再び悪化。『手創り市』のばったりYさんに会い、本日がかげわたりのライブであることを教えてもらうも、またしても行けず。申し訳ない次第。


娘子の成長は著しい。下の歯が2本生え、今では離乳食も一杯食べる。なんでも食べる。ハイハイもする。つかまり立ちもする。何より元気であり、モノを掴んではガンガンと壁や床にうちつける。人形もうちつける。人形はたまに擦る。あと、鏡に映る自分を見るとなにやら照れて笑う。それが面白い。これで立って歩き出したり、しゃべりだしたりしたらもっと面白くなるだろうな。


最近見たもの。
黒沢清トウキョウソナタ』。一画面の中の情報量がすごく多いのに、それらは風景のように画面の中を過ぎていく。登場人物が行動する根拠は、物語の中からは立ち上がって来ない。風が吹くから目を瞑る様に、家族が食卓に揃えば御飯を食べる。何に寄って繋がり、何に寄って家族は再生するのか。その根拠はあるようでない。映画のラスト、無言で家族を見つめる視線を他所に立ち去る3人。彼らにとってもはや他者の目は、彼らが立つ(生きる)根拠になってない。